さまざまな印刷やエクスポート形式でレポートコンテンツを表示/非表示にする

システムレポート変数 _CurrentPrintMode を数式で使用して、Excel や PDF などの出力形式の異なるレポートやレポートブックのコンテンツを提示します。

_CurrentPrintMode は、読み取り専用システムレポート変数です。これには次の状況のみで設定されます。

  • レポートまたはレポートブックを印刷するとき
  • レポートまたはレポートブックをエクスポートするとき
  • 印刷プレビューを開いたとき

入力すると、変数には次のプロパティがあります。

  • キー: 出力タイプ
  • プロパティ: 書式

    有効な値: PDF、ppt、xlsx、xlsx 値、img

  • プロパティ: 方式

    有効な値: エクスポート、印刷

  • プロパティ: オブジェクト

    有効な値: レポート、ブック

例を以下に示します。
<Table>
<Row name="output type">
<Property name="format" value="pdf"/>
<Property name="method" value="export"/>
<Property name=object" value="report"/>
</Row>
</Table>

_CurrentPrintMode を、たとえば、次のレポートオブジェクトの [可用性] タブの GETPROPERTY 式で使用します。

  • テキストボックス
  • グラフ
  • Web 拡張機能
  • 画像
例を以下に示します。
=IF(GETPROPERTY(ReportVariables._CurrentPrintMode.Text, "output type", "format")="pdf","True","False")