ADDSLICEAXISVALUESORT

この関数は、値別ソートの追加によって、既存のスライス軸を変更します。スライスにソートを適用するには、スライス定義の作成時に変更した軸を使用します。

次の関数は似た目的で使用されます。

  • ADDSLICEAXISVALUEORT
  • INSERTSLICEAXISVALUESORT

これらの 2 つの関数の違いは、スライスの MDX 定義にソート基準を追加する順序にあります。基準を追加する順序によって、その基準が適用される順序が決定されるため、スライスのソート方法に影響します。

ADDSLICEAXISVALUESORT は、基準リストの末尾にソートを追加します。INSERTSLICEAXISVALUESORT は、基準リストの先頭にソートを追加します。

構文

=ADDSLICEAXISVALUESORT(axis,"tuple",break_hierarchy,"order")

この関数は、#{Axis} を返します。

この例において、セル F22 は CREATESLICEAXIS 関数の結果を保持しています。

この関数は、値を期間の降順でソートします。True は階層が分断していることを指定します。

=ADDSLICEAXISVALUESORT(F22,"[Period].[All Years]",True,"Desc")