グローバルアクション

グローバルアクションには、次の 2 つのモードがあります。[ログイン時]、および [数式関数] です。[パラメーターを設定] は、これらの両方のモードでサポートされている唯一のアクションタイプです。グローバルアクションの [アクションを編集] アクションダイアログボックスでは、[タイプ] 列が [名前] 列に置き換えられます。グローバルアクションごとに一意の名前を指定する必要があります。

グローバルアクションは、レポートカタログで定義されているどのレポートにも依存しないためです。グローバルアクションでは、レポート変数などのレポートオブジェクトを参照することはできません。グローバルアクションを変更するには、レポートカタログの変更アクセス権が必要です。

[ログイン時] アクションは、レポートのロードが開始される前のユーザーログイン時に、1 つまたは複数のパラメーターを設定します。たとえば、[ログイン時] アクションを使用して、1 つまたは複数のグローバル変数の値を設定できます。

[数式関数] アクションは、レポートまたは複数のレポートで複数回使用される数式のショートカットです。作成した数式関数は、[関数を挿入] ダイアログボックスで使用できます。数式関数のみを表示するには、[関数を挿入] ダイアログボックスで [アクション] カテゴリを選択します。

必要に応じて、数式関数の引数を 1 つまたは複数指定できます。これは、たとえば、レポートに複数の類似する複数の数式のインスタンスが含まれるが、同一ではない場合に便利です。各インスタンスに数式全体を指定する代わりに、数式名と引数の値を指定できます。

数式関数の説明を入力すると、[関数を挿入] ダイアログボックスに表示され、数式エディターでツールヒントとして表示されます。

[数式関数] アクションは、スプレッドシート関数と同じ場所で使用できます。リストの数式で使用することはできません。

数式は条件付きにできないため、[関数を挿入] ダイアログボックスでは [条件] フィールドが無効化されています。