[セルを編集] アクションによる変数の設定と値の書き戻し

[セルを編集] アクションと、RWC や WBC などの書き戻し関数の機能は同じではありません。たとえば、データベースに値を入力する RWC 式があるとします。同じセルに、変数に入力される [セルを編集] アクションがあります。ユーザーがセルを編集すると、アクションがトリガーされ、変数に値が入力されます。しかし、数式は実行されません。

アクションを変更して、変数の書き戻しと設定の両方を許可できます。

  1. デザインモードで、セル B4 から D6 までを選択します。選択したセルに背景色を設定します。セル C5 の背景を白にします。セル C5 の保護を解除します。
  2. グローバル変数 gvEditor と gvWriteback を作成します。
  3. セル C5 を右クリックして、[アクションを定義] を選択します。
  4. [アクションを定義] ダイアログで、[タイプ] として [パラメーターの設定]、[モード] として [セルを編集]、[条件] として =TRUE を選択します。
  5. [パラメーター] セクションで、<新しいパラメーター> をダブルクリックします。[グローバル変数] リストから [gvWriteback] を選択します。
  6. [] フィールドに、セル参照 C5 を Value 引数として使用して、WBC 式を作成します。
  7. <新しいパラメーター> をダブルクリックして、グローバル変数リストから [gvEditor] を選択します。
  8. gvEditor の値として、=GlobalVariables._CurrentUser.text と指定します。
    [セルを編集] アクションを使用して属性を更新する例は、WBA 式の説明に含まれています。