Web のレポート更新動作の指定

レポート内でアクションを実行した後、Web で表示すると、レポート全体が更新されます。このため、レポートのサイズが大きい場合はパフォーマンスが低下して、ディスプレイがちらつくことがあります。これはユーザーにとって不都合です。これらの問題を減らすために、[エレメントを選択] または [パラメーターを設定] アクションの実行時に更新するセルとオブジェクトを指定できます。

[アクションを編集] ダイアログで、オプション入力の更新動作を指定します。

注: 

更新動作の指定にはリスクがあります。

  1. [パラメーターを設定] アクションまたは [エレメントを選択] アクションを作成します。
  2. アクションの [入力] セクションで、[入力/オプションを追加] をクリックします。
  3. [オプション入力] > [Web で更新] を選択します。
  4. [] フィールドで、次の更新オプションのいずれかを選択します。
    オプション 説明
    レポート全体 [エレメントを選択] アクションまたは [パラメーターを設定] アクションが実行されると、Web のレポート全体が更新されます。つまり、更新オプションを指定しない場合と同じ結果になります。更新オプションを指定したが、テストなどで変更する必要が生じた場合に使用します。
    アクションホルダー アクションを含むオブジェクトまたはセルのみが更新されます。
    カスタム セルの範囲が更新されます。アクションが含まれるセル以外の単一のセルを範囲として指定することもできます。最新の情報に更新するレポートオブジェクトを指定することもできます。
    なし アクションが実行されてもセルは更新されません。たとえば、レポートの外観に影響を与えないバックグラウンドプロセスがアクションによりトリガーされる場合、このオプションを使用します。
    入力のデフォルト値は [レポート全体] です。レポートのデフォルトの更新動作を変更することのリスクを把握していない場合は、この値を変更しないでください。