INSERTSLICEAXISATTRIBUTESORT

この関数は、属性でソートすることによって既存のスライス軸を変更します。スライスにソートを適用するには、スライス定義の作成時に変更した軸を使用します。

次の関数は似た目的で使用されます。

  • ADDSLICEAXISATTRIBUTESORT
  • INSERTSLICEAXISATTRIBUTESORT

これらの 2 つの関数の違いは、スライスの MDX 定義にソート基準を追加する順序にあります。基準を追加する順序によって、その基準が適用される順序が決定されるため、スライスのソート方法に影響します。

ADDSLICEAXISATTRIBUTESORT は、基準リストの末尾にソートを追加します。INSERTSLICEAXISATTRIBUTESORT は、基準リストの先頭にソートを追加します。

構文

=ADDSLICEAXISATTRIBUTESORT("axis","hierarchy","attribute","break_ hierarchy","order")

属性パラメーターの値は、属性名またはキャプションによってエレメントをソートする member_caption になります。

順序パラメーターの値は Desc または Asc で、降順または「昇順」でソートできます。

この関数は #{Axis} を返します。

この例において、セル F22 は CREATESLICEAXIS 関数の結果を保持しています。

=ADDSLICEAXISATTRIBUTESORT(F22,"[Product]","member_caption","True","Desc")

Attribute1 でソートします。True は階層が分断していることを指定し、Desc は降順でソートすることを指定します。