MERGEPROPERTIES

この関数は、複数の XML プロパティ定義を 1 つに結合して、文字列として表示します。

アスタリスク (*) を文字列の先頭または末尾でワイルドカードとして使用できます。たとえば、特定のキーやプロパティを取得するためにこれを使用します。アスタリスク (*) を文字列の途中に書いてもワイルドカードになりません。ワイルドカード検索は、最初に一致したキーまたはプロパティのみを返します。
注: 

キーまたはプロパティが一致する順番は保証できません。

構文

=MERGEPROPERTIES(XMLProperty1,XMLProperty2....,XMLPropertyN)

セル B5 と B7 に XML プロパティ定義が入っており、XML プロパティ定義を代入するグローバル変数 Var1、Var2 があると想定します。

=MERGEPROPERTIES(B5,B7)

=MERGEPROPERTIES(globalvariables.Var1.text,globalvariables,Var2.text)

=MERGEPROPERTIES(globalvariables.Va1.text,B7)

プロパティは XML 定義に組み合わされます。2 つ以上の定義に同じプロパティ名が含まれている場合、最後に追加された定義で古い定義が上書きされます。例を以下に示します。

これは、2 番目のプロパティ定義です。

<Table><Row name="Key1"><Property name="p1" value="v21"/>
<Property name="p22" value="v22" /></Row></Table>
これが最初のプロパティ定義に組み合わされます。
<Table><Row name="Key1"><Property name="p1" value="v1"/>
<Property name="p2" value="v2" /></Row></Table>
最初のプロパティ定義と 2 番目のプロパティ定義には、どちらにも Property name=p1 が含まれています。2 番目のプロパティ定義で最初のプロパティ定義が上書きされ、次のような定義になります。
<Table><Row name="k1"><Property name="p1" value="v21"/>
<Property name="p2" value="v2" /><Property name="p22" value="v22" /></Row></Table>