SLICECREATECALCULATEDMEMBERSXML
この関数は計算エレメントの追加によって既存のスライス軸を変更します。計算エレメントは MDX 変数で定義されます。スライス定義の作成時に変更した軸を使用します。
構文
=SLICECREATECALCULATEDMEMBERSXML("slice_object_definition",XML_calculated_members_definition")
例
この例では、計算エレメントは rv_sliceXML という変数で定義されます。
=SLICECREATECALCULATEDMEMBERSXML(ReportVariables.rv_slice.Text, ReportVariables.rv_sliceXML.Text)
たとえば、SETPROPERTY を使用して、計算エレメントの定義を rv_sliceXML に保存します。次の例では、計算エレメントは POS 次元の 5 つの POS の平均を計算します。
=SETPROPERTY(ReportVariables.rv_sliceXML.Text,"[POS].[All Pos].Avg_xml", "Caption", "Avg_xml", "Mdx", "[POS].[All Pos]/5")