GETCOLORRANGE
この関数は複数の色の RGBA 値を配列として返します。あるいは、特定の色の値を返します。この関数を使用して色を Application Studio カラーパレットから Web 拡張機能に渡します。
カラーパレットには 8 行× 8 列のグリッドに 64 色が含まれています。パレット内の各色は 1 ~ 64 のインデックス番号で識別されます。インデックス番号は、グリッドの上から下、左から右へ順に 1 ずつ増えていきます。
次の色の範囲を指定できます。
- 個別の色
- 1 次元の 1 配列
たとえば、グリッドの 34 番目の色と 49 番目の色などです。
- 2 次元の 1 配列
たとえば、各行に 3 つの色を持つ 4 行のブロックです
構文
GETCOLORRANGE(initial_index,count_of_colors_per_row,count_of_rows)
例 - 色を個別に指定する
色を 1 つだけ指定するとき、count_of_rows
パラメーターは省略できますが、デフォルトで 1 に設定されます。その場合同じ 1 色が返されます。
=GETCOLORRANGE(2,1)
=GETCOLORRANGE(2,1,1)
注:
これらの例は、次の GETCOLOR 関数と同じ結果を返します。
=GETCOLOR(2)
。
例 - 1 次元の配列
次の例は、16 個の色の値から成る配列を返します。最初の色はグリッドの 34 番目で、そこから 16 個目の色はグリッドの 49 番目です。
=GETCOLORRANGE(34,l6)
例 - 2 次元の配列
次の例は、12 個の色から成る配列を返します。この配列は各行 3 色の 4 行で構成されます。最初の色はグリッドの 5 番目で、12 個目の色は 31 番目です。つまりこの関数は、グリッドの 5 番目の色を起点に右側の 3 色、およびグリッドの一番上を起点に下側 4 行の色を指定しています。
=GETCOLORRANGE(5,3,4)