レポートパラメーターとダッシュボード

変数を使用して、レポートをリンクさせることができます。たとえば、あるレポートで選択された日付フィルターが別のレポートにジャンプするときに自動的に選択されるようにすることができます。ただし、2 つ以上のリンクされたレポートを横に並べてウィジェットに表示できるダッシュボードでは、この方法でダッシュボード全体を更新して、レポートを更新する必要があります。変数に加えて、レポートパラメーターを使用して、この問題を防ぐことができます。

ダッシュボードでは、ウィジェットに含まれるレポートに次のプロパティがあるパラメーターがある場合、それらのウィジェットはリンクされます。

  • 名前が同じである。つまり、同じ変数を参照する
  • 名前は異なるが、同じルックアップを参照する

変数はグローバル変数またはレポート変数のいずれかです。通常、レポート変数は変数が定義されたレポート内でのみ使用できる変数です。しかし、同じルックアップを参照するレポートパラメーターによってリンクされる場合も、レポート変数は別のダッシュボードレポートをリンクできます。

レポート変数の使用を推奨します。

ダッシュボードでは、コンボボックスを 1 つのレポートに配置し、他の 1 つ以上のレポートに表示する値を制御するために使用することがよくあります。コンボボックスで選択した値は変数に渡され、これがレポートパラメーターとして使用されます。レポートは、ダッシュボード上のウィジェットに配置されます。同じパラメーターを持つか、同じルックアップを参照する他のレポートは、自動的にリンクされます。たとえば、コンボボックスから日付を選択すると、日付パラメーターが含まれるすべてのウィジェットが更新されます。

WebView にもパラメーターを指定できます。ダッシュボードでは、WebView の URL の一部からパラメーターを作成し、それらを使用して WebView をレポートウィジェットにリンクできます。

複数のウィジェットのパラメーターから、パラメーター接続を形成できます。たとえば、Location パラメーターと Month パラメーターを持つウィジェットが 2 つ以上ある場合、2 種類のパラメーター接続が考えられます。ダッシュボードでは、一部またはすべてのウィジェットを、いずれか、または両方の接続に追加できます。たとえば、ウィジェットを場所でリンクする場合は、各ウィジェットの Location パラメーターを Location パラメーター接続に追加します。

デフォルトで、レポートウィジェット間のリンクは自動的に検出され、パラメーター接続が作成されます。ダッシュボードでは、自動検出をオフにし、パラメーターを接続の内外にドラッグして手動で接続を作成できます。

注: 

変数を使用してレポート間で値を共有または渡す場合、レポートパラメーターを作成します。