カスタム設定

カスタム設定とグローバル変数は似ていますが、カスタム設定は Application Engine プロセス、OLAP マッピング、および リレーショナルモデリング 内でも使用できます。カスタム設定は、パスワードなどの機密情報を保持するために使用する場合暗号化できます。

カスタム設定の主な用途は、アプリケーションの構成に使用するレポート設計です。このような構成には、標準的なレポート期間の指定などを含みます。または、特定のキューブ、次元、またはデータ接続の名前を変更する必要がある場合があります。グローバル変数などのカスタム設定によって、すべてのユーザーがそのような変更ができます。

カスタム設定を使用して、ロードクエリ、スクリプト、およびキューブマッピングをパラメーターできます。カスタム設定は、単一の値または複数の値を参照することができます。

この構文を使用して、単一の値のカスタム設定をスクリプトに取り込みます。
@CustomSettings.<setting_name>

例を以下に示します。

delete * from Table where ModifiedDate >@CustomSettings.LoadFromDate