レポート

このセクションでは、Workforce Planning に含まれるレポートとグラフについて説明します。

労働比較グラフ

このグラフは、選択したドライバー、実績 FTE、計算 FTE 値、および計算 FTE 値と実績値との差異を示します。コンテキストを変更して、異なる期間または次元を表示できます。

バージョン比較レポート

このレポートは、構成セットの異なるバージョン間で労務計画結果を比較します。このレポートを使用して、実績 FTE 値と最大 2 つのバージョンを比較できます。レポートには、選択したバージョンの値と、選択した期間のこれらのバージョン間の計算された差異が表示されます。たとえば、実績ソースデータを選択し、ボトムアップ計画およびベンチマーク計画の両方の値と比較できます。

FTE サマリーレポート

このレポートには、直接労働と間接労働のデータが表示され、ドライバーベースの労務計画の結果が表示されます。このレポートを使用して異なる FTE 値を比較できます。たとえば、Workforce Planning 計算から取得した FTE 数、FTE サマリーレポートで計算された値、インポートまたは入力されたデータなどです。レポートには、前の期間、現在の期間、将来の期間の結果が表示されます。

FTE サマリーレポートには、利用可能および必要な FTE 数の概要と、それらの数に影響を与える可能性がある係数が表示されます。また、利用可能な従業員数と必要な従業員数のギャップも表示されます。

ワークロードレポート

このレポートには、ワークロードをカバーするために必要な作業量が、関与するタスク数で表示されます。ワークロードレポートは、作業量を FTE 数に変換せずに表示します。このレポートは、オプションで選択した次元に応じて、さまざまな視点からデータを表示できます。

業績概要レポート

このレポートには、選択された次元に対する効率、稼働率の主要業績評価指標、それぞれの傾向が表示されます。

Workforce Planning では、生産関連のタスクに費やされた実績時間をアップロードできます。割り当てワークブックを使用して作業時間を転送するか、異なる活動タイプ間で作業時間を変換します。これは、調整が必要な場合や消費時間の詳細情報がシステムで利用できない場合に便利です。効率および稼働率の詳細な計算と消費時間は、それらの変更を作業時間に反映します。

消費時間は、有給休暇、非生産時間、確認済の申請時間などとして分類されます。これらのカテゴリは効率と稼働率の計算に異なる影響を与えます。消費時間に関する詳細情報は、非効率の要因となる係数、および主要業績評価指標 (KPI) に影響する可能性がある係数を強調します。

KPI 計算は、生産の予測時間と実際に費やされた時間の比較に基づきます。消費時間を手動で変更すると、KPI の結果が更新されます。