組織次元構造の変更

[組織] 次元の代替階層はバージョン管理によって作成されます。この機能を使用して、組織階層の異なるバージョンを保存することができます。この機能は Designer でアクティブ化されます。管理者はバージョン管理を使用して、組織構造の変更を反映できます。[組織] 階層の以前のバージョンはそのまま保持されます。

Workforce Planning レポートには正しい階層を選択するためのロジックが含まれています。キューブ値は、特定の期間に有効な [組織] 次元階層を使用して表示されます。Workforce Planning レポートで現在の期間が選択されている場合、デフォルトの [組織] 階層を使用してキューブ値が表示されます。Workforce Planning レポートで過去の期間が選択されている場合、選択期間の最終日に有効だった [組織] 階層を使用してキューブ値が表示されます。

Workforce Planning レポートの期間選択

たとえば、組織階層に 3 つのバージョンがあります。

  • V20180531

    このバージョンは 2018 年 5 月 31 日まで有効です。

  • V20180630

    このバージョンは 2018 年 6 月 1 日から 2018 年 6 月 30 日まで有効です。

  • VCURRENT

    このバージョンは 2018 年 7 月 1 日から現在の日付まで有効です。

例 1: 週単位で期間を選択

レポートで 2018 年 5 月 7 日から 5 月 13 日が選択されている場合、キューブの値は V20180531 階層を使用して表示されます。レポートで 2018 年 5 月 28 日から 6 月 3 日が選択されている場合、キューブの値は V20180630 階層を使用して表示されます。レポートで 2018 年 6 月 25 日から 7 月 1 日が選択されている場合、キューブの値は VCURRENT 階層を使用して表示されます。

例 2: 月単位で期間を選択

レポートで選択した期間が 2018 年 5 月または以前の期間の場合、キューブ値は V20180531 階層を使用して表示されます。レポートで選択した期間が 2018 年 6 月の場合、キューブ値は V20180630 階層を使用して表示されます。レポートで選択した期間が 2018 年 7 月または後の期間の場合、キューブ値は VCURRENT 階層を使用して表示されます。

同じ原則が隔週、四半期、年次の期間にも適用されます。