軸の階層に対するアクション

階層はデータテーブルの縦軸と横軸を形成します。

データテーブルで階層をクリックすると、以下のアクションを実行できるようになります。

エレメントの選択
グラフまたは分析に表示するエレメントを階層から検索して選択できます。同じ階層から追加のエレメントを選択することもできます。
選択項目の追加
このオプションは、複数の次元が軸で使用されている場合にのみ利用できます。特定の選択内容をデータテーブルに追加できます。
たとえば、アドホック分析で 2017 年の実績および 2018 年の実績に基づく総利益の表示を作成したとします。2017/2018 年の予算 1 データを追加せずに 2019 年の予算 1 データと 2019 年の実績をデータテーブルに追加するとします。2019 年と予算 1 の選択を 1 つのステップとして追加できます。これにより、データテーブルのビューに 1 つの列のみが追加されます。
レベルの選択
表示する階層のレベルを選択できます。
たとえば、 [期間階層] として [すべての年度]、[四半期]、または [月] を選択できます。
範囲の選択
このオプションでは、最初にレベルを選択し、次に表示範囲を定義する 2 つの値を選択します。
たとえば、レベルに四半期を選択し、階層に、2007 年の第 4 四半期から 2009 年の第 3 四半期までの値の表示を選択します。
属性の選択
データコンテンツによっては、一意の ID、コード名、別の言語に翻訳されたラベルなど、複数の属性を表示できます。
属性は、それぞれ追加の行または列として表示されます。
昇順にソート
降順にソート
どちらかのオプションを選択し、列をそれぞれ昇順または降順でソートします。属性列を含めて、任意の列をソートできます。
階層の中断
このオプションを有効にすると、次元の階層とは無関係にエレメントがソートされます。[階層を中断] オプションは、ソートを選択すると有効になります。
次元をソートするときに階層とレベルを保持する必要があれば、このオプションを無効にします。
たとえば、期間階層で月レベルを選択し、期間階層を昇順でソートするとします。この場合、[階層の中断] オプションが自動的に有効化され、月はアルファベット順に表示されます。月を時系列で表示するには、[階層の中断] オプションを無効にします。
集計設定
このオプションを使用すると、集計の計算を表示できます。集計オプションとして、なし、合計、平均、最小、最大のいずれかを選択します。集計設定を変更するには、集計行をクリックし、別の集計オプションを選択します。
注: 

集計設定オプションは、アドホック分析でのみ使用できます。

列軸に移動
行軸に移動
行軸または列軸用に選択された複数の階層がある場合、その中の任意の階層を別の軸に移動できます。
削除
階層をフィルターに追加します。このオプションは、軸用に選択された複数の階層がある場合にのみ使用できます。
テーブル軸の切り替え
テーブル軸を入れ替えます。
注: 

このオプションは、決まった数の列が必要なグラフタイプや分析タイプでは利用できません。

階層の変更
キューブ内の各次元は、その階層で表されます。階層は次元ごとに一度に 1 つだけ表示できます。複数の階層を含む次元を操作する場合は、その次元に関連付けられているデフォルト階層が選択されます。このオプションを使用すると、同じ次元から代替階層を選択できます。または、階層を別の階層上にドラッグアンドドロップして位置を交換するか、プラス (+) アイコンのついた白い階層ヘッダーにドラッグアンドドロップします。
ランキング
データのランキングを提供します。ランキングオプションには、なし、上位 (数)、上位 (合計)、上位 (%)、下位 (数)、下位 (合計)、下位 (%) があります。
ランキングの削除
ランキングを削除し、すべてのフィルター済データを表示します。
表示タイプの選択
階層のすべてのエレメントの表示タイプを変更します。デフォルトの表示タイプは、キャプションです。キャプションは属性で置き換えることができます。