Self-Service テンプレート

Self-Service には、レポートの作成に利用できるテンプレートのパッケージがあります。必要なステップはテンプレートによって違いますが、データベースとデータベースキューブの選択はすべてのテンプレートで共通の操作です。また、一部のテンプレートでは、1 つ以上の次元からエレメントを選択します。たとえば、横棒グラフを作成する場合、カテゴリと測定軸を作るエレメントを指定します。また、レポートの外観をオプションで指定できるテンプレートもあります。

テンプレートには、エレメント選択が含まれます。この機能で、他のレポートに値をフィルターできます。たとえば、地域別の販売データを表示するグラフとエレメント選択をダッシュボード上に配置します。エレメント選択を構成して、地域 次元からエレメントを表示できるようにします。エレメント選択で別の地域を選択すると、グラフに表示されるデータが変わります。このようなグラフウィジェットとエレメント選択との通信は、自動的に処理されますが、設定で変更することも可能です。

テンプレートから作成したレポートには、レポートオプションを表示する設定アイコンがあります。オプションはレポートによって異なりますが、レポートフィルターを変更するオプションなどがその 1 つです。表形式のレポート、つまり 1 つの次元が行を作り、もう 1 つの次元が列を作る形式のレポートにも、列次元にオプションがあります。列を作るのに使用するエレメントを選択するオプション、ゼロ値を抑制するオプションなどがあります。