ビジネスオブジェクトのカスタムプロパティ

カスタムプロパティを使用して、製品の単位あたりの数量や発注点など、コンテキスト情報をビジネスオブジェクトに追加できます。

カスタムプロパティは次のビジネスオブジェクトでのみサポートされます。

  • エンティティ
  • 組織
  • 勘定科目
  • キャッシュフロー
  • セグメント 1 から 3
  • 分析次元 1 から 5、7 から 11

[プロパティの管理] ダイアログボックスで、カスタムプロパティにアクセスします。[] > [プロパティの管理] を選択します。カスタムプロパティを追加や削除したり、そのキャプションを編集したりすることができます。また、グリッドにどのカスタムプロパティを表示するかも指定できます。

カスタムプロパティは異なるタイプにすることができます。デフォルトのタイプは文字列です。ファイルからのアップロードやインポートでは、指定したタイプのレコードのみがインポートされます。プロパティタイプがリストの場合、定義済リストの項目に一致するレコードのみがインポートされます。

[リセットしてパブリッシュ] オプションを使用すると、カスタムプロパティが削除されます。これらを保持するには、まずモデルをエクスポートしてください。

カスタムプロパティを追加した後で、インポート、アップロード、または手動編集で個別に設定することができます。

カスタムプロパティには次の特性があります。

  • 関連する OLAP 次元の属性テーブル 3 にパブリッシュされます。
  • 属性名は OLAP にパブリッシュされます。先頭に CST_ が付きます。
  • 各ビジネスオブジェクトのカスタムプロパティの最大数は 49 です。
  • 名前には最大 46 文字を使用できます。これに加えて CST_ プレフィックスではさらに 4 文字が使用されます。
  • キャプションの最大長は 50 文字です。

標準プロパティには、[プロパティの管理] ダイアログボックスでもアクセスできます。標準プロパティには、たとえば、ID と親、言語プロパティなどが含まれます。標準プロパティを追加や編集、削除することはできませんが、グリッドで使用できる標準プロパティを指定できます。