コストグループと勘定科目割り当ての定義

「コスト」という用語は、組織によって異なるタイプの取引を意味することがあります。あるいは、同じ組織でもビジネスユニットによって意味が異なる場合があります。たとえば、サービスと製造の両方のビジネスユニットを持つ組織では、販売計画のコストグループはビジネスユニットごとに異なります。コストグループを使用すると、複数のビジネスユニットのさまざまな計画要件の相違に対応できます。そのため、どの勘定科目がコストに関する科目なのかを指定する必要があります。

販売とコストグループの定義は、既存の構成セットから新しい構成セットにコピーできます。

コストグループには、最大 10 個のコストタイプをアクティブ化できます。コストタイプを書き込み先の損益計算書の勘定科目、および対応する負債の書き込み先の賃借対照表の勘定科目と関連付けます。

  1. [ホーム] アイコンをクリックします。
  2. [アプリケーション] > [サブプラン] > [販売] > [販売構成] > [コストグループの定義] を選択します。
  3. [新規グループ] をクリックします。
  4. コストグループ名を入力し、[OK] をクリックします。
  5. 新しいコストグループの [構成] ボタンをクリックします。
    [コストグループ概要/勘定科目割り当て] ページが表示されます。
  6. アクティブなコスト位置の [編集] ボタンをクリックし、名前を入力します。
  7. アクティブなコスト位置の [コスト] 列で [設定なし] をクリックし、コストの書き込み先となる損益計算書を選択します。
    選択できる勘定科目は、サブプランで [コスト] に割り当て済みのものです。サブプランに割り当てられたコスト勘定科目がない場合は、[コスト] 列に [勘定なし] と表示されます。1 つまたは複数のコスト勘定科目を割り当てます。
  8. アクティブなコスト位置の [債務] 列で [設定なし] をクリックし、コストによって発生する債務に関連付ける損益計算書の勘定科目を選択します。
    選択できる勘定科目は、サブプランで [負債] に割り当て済みのものです。サブプランに割り当てられた負債がない場合は、[債務] 列に [勘定なし] と表示されます。1 つまたは複数の負債勘定科目を割り当てます。
  9. オプションで、データ入力ページに特定のタイプのコストを割合で表示するように指定できます。
  10. コストグループの現金勘定を指定します。
  11. オプションで、コスト計画が製造に関連する場合は、[グローバルコストグループ定義] テーブルで [製造] チェックボックスをオンにすることができます。[製造] をオンにする場合は、在庫勘定科目と完成品勘定科目を選択する必要があります。[販売計画] データ入力ページにステップが追加され、ユーザーは生産量についてのデータを指定することができます。
    [製造] 列のチェックマークは、コストグループ構成が有効かどうかを示します。
  12. [アクティブ] 列で、チェックボックスをオンにして、最大 10 個まで、必要な数のコスト位置をアクティブ化します。
  13. 販売グループを定義します。