損益計算書データの転送

損益計算書データの転送を行うと、損益計算書から純利益が指定の貸借対照表の利益剰余金科目にコピーされます。この科目は、その期間の計算結果を格納します。利益剰余金科目の期首残高が、構成セットのすべての残りの年度について計算されます。

損益計算書転送プロセスは、指定の純利益科目 (損益計算書) と転送先の貸借対照表の利益剰余金科目 (期間損益) のステータスを表示します。

注: 

コメントとコメント項目は、追加先の構成セットとバージョンに固有のものです。追加したコメントまたはコメント項目は、データ転送プロセスではコピーされません。

年度とエンティティごとに転送を実行します。

バージョンが転送元と転送先で異なる場合は、転送プロセスを再実行できます。転送を実行すると、そのたびに転送先の値は転送元の値で上書きされます。

予算編成ワークフローに基づいて、損益計算書の残高は次のいずれかの時点で貸借対照表に転送します。

  • エンティティの損益計算書計画番号がすべての組織メンバーについて承認されたとき
  • 貸借対照表の計画プロセスを開始したとき
  • 貸借対照表の一部として現れる規模の更新が損益計算書に入力されたとき