配賦の優先順位
配賦の優先順位は配賦レベルで設定されます。レベルが同じであれば、勘定科目のソース値は常に同じです。ソースとして使用する配賦ステップの数がいくつであっても関係ありません。配賦レベルの最後で、勘定科目のソース値が、すべての配賦ステップの賦課と控除の合計値で調整されます。この値はレポートに表示され、以降の配賦レベルステップで使用されます。
ステップと配賦に適用するルール:
- 同じ配賦レベルであれば、ステップの順序は任意に入れ替えて実行できます。
- ある配賦ステップの結果を後続のステップで使用する場合は、2 つの配賦レベルに分けてステップを配置する必要があります。
次の例では、同じ勘定科目が複数の配賦レベルで使用されています。
勘定科目ステータス | 配賦ステップ | 賦課の合計 | 控除の合計 | 最終的な配賦レベル値 |
---|---|---|---|---|
配賦レベル 2 | 50% 控除後 | 2,000 | 2,000 | |
配賦レベル 1 ステップ 2 | 10% 控除後 | 0 | 1,000 | 4,000 |
配賦レベル 1 ステップ 1 | 50% 控除後 | 0 | 5,000 | 5,000 |
データ入力値 | 0 | 0 | 10,000 |