ADDRESS
この関数は、指定された行番号と列番号からセルのアドレスを返します。
この関数は、デフォルトで絶対セル参照を返します。必要に応じて、相対参照や、たとえば相対行と絶対列参照を返す、reference_type
パラメーターを使用します。
デフォルトでは、セル参照は A1 スタイルで返されます。つまり、列文字の後に行番号が続きます。必要に応じて、R1C1 への参照を返す、A1_style
パラメーターを使用します。つまり、行番号の後に列番号が続きます。
構文
=ADDRESS(row,column[,reference_type][,A1_style])
省略可能な reference_type
パラメーター値は次のとおりです。
- 1: 絶対
- 2: 絶対行、相対列
- 3: 相対行、絶対列
- 4: 相対日付
省略可能な A1_style
パラメーターの値は [True] または [False] です。
例
以下の関数は、$C$2 を返します。
-
=ADDRESS(2,3)
-
=ADDRESS(2,3,1)
次の関数は、オプションパラメーターを使用して $C2 を返します。
=ADDRESS(2,3,3)
この関数は、R1C1 を返します。
=ADDRESS(1,1,1,"False")