構造選択

構造選択では、レポートで使用するリストのエレメントを指定します。リストエレメントは、個別に選択することも、階層内の位置を参照して選択することもできます。たとえば、regions という階層では、欧州連合の各加盟国を個別に選択するか、親であるヨーロッパの子としてそれらの国を選択できます。

各エレメントとリストのレベルには、チェックボックスがあります。エレメントまたはレベルを選択するには、このチェックボックスをオンにします。

構造選択には、階層内の位置に応じてエレメントを選択するためのボタンと機能があります。たとえば、[子を選択] というボタンがあります。このボタンをクリックすると、親の子のみが表示されます。

1 つのリストに複数の選択を組み合せられます。たとえば、エレメント A のすべての子、エレメント B の親、および、エレメント C の兄弟を同じリストに表示できます。
注: 

カスタム階層の場合、構造選択にはオプションが 1 つまたは 2 つしかありません (数はカスタム階層のタイプによって決まります)。

数式を編集

[選択設定] フィールドが有効であるすべての場合に (たとえば、構造選択で子、親、または兄弟を選択した場合)、[数式を編集] オプションを使用できます。特定のエレメントを指定する代わりに、使用するエレメントを定義する MDX 式を作成できます。

階層全体

構造選択でエレメントが選択されている場合、[階層全体] チェックボックスが有効です。すべての変更を取り消さずに元のリストに戻るには、[階層全体] を選択します。このチェックボックスをオフにすると、指定したリスト選択が使用されます。