演習 - レポート RP005 のテンプレート作成

このトピックでは、レポート RP005 が作成されたテンプレートを作成する方法を説明します。

この演習では、次のタスクを行います。

  • コンボボックスおよびハイパーブロックの配置と入力
  • レポート変数の作成
  • CELLGET 式の作成
  • リストデザイナーの [詳細] ペインを使用して、レポートオブジェクトへのすべての参照を変数への参照に置き換えます。

RP005 テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. レポートカタログで [レポートテンプレート] フォルダーを右クリックして、[新規] > [レポートテンプレート] を選択します。
    [レポートを作成] ダイアログボックスが表示されます。
  2. テンプレート名を指定して、[OK] をクリックします。
  3. [レポートカタログ] でテンプレートをクリックします。
  4. [オブジェクト] ツールバーでセル C7 をクリックし、コンボボックスをクリックします。
    C7 にコンボボックスが作成されます。
  5. セル C9、C11 内にコンボボックスを作成します。
  6. [データベース構造] ペインを開いて、Analysis キューブを展開します。
  7. 期間次元を C7 のコンボボックスにドラッグします。
  8. C7 のコンボボックスをダブルクリックします。
    [リストビューの設定] ダイアログボックスが表示されます。
  9. コンボボックスに [ lv_time] という名前を付けます。
  10. 地域次元を C9 のコンボボックスにドラッグします。
  11. コンボボックスに [lv_region] という名前を付けます。
  12. メジャー次元を C11 のコンボボックスにドラッグします。
  13. コンボボックスに [lv_measure] という名前を付けます。
  14. セル E13 と F13 を選択し、Product 次元を E13 にドラッグします。
    Product 次元に基づくハイパーブロックがセル E13:F13 に作成されます。
  15. 販売点 (POS) 次元をセル F12 にドラッグします。
    POS 次元に基づくハイパーブロックがセル F12:F13 に作成されます。

    製品および POS ハイパーブロックがセル F13 で重なります。

  16. [アクセサリ] ペインを開いて、以下のレポート変数を作成して指定します。
    変数 入力
    trv_alias BestPracticesOLAP
    trv_cube Analysis
    trv_time_dim [period]
    trv_time_hie [period]
    trv_region_dim [region]
    trv_region_hie [region]
    trv_measure_dim [measure]
    trv_measure_hie [measure]
    trv_analyzedX_dim [pos]
    trv_analyzedX_hie [pos]
    trv_analyzedY_dim [product]
    trv_analyzedY_hie [product]
  17. セル F13 で、次の CELLGET 式を作成します。
    =CELLGET(ReportVariables.trv_alias.Text,ReportVariables.trv_cube.Text,E13,F12,ReportObjects.lv_time.Text,ReportObjects.lv_region.Text,ReportObjects.lv_measure.Text)

    この数式はセル F13 に値を返します。

  18. 製品ハイパーブロックの枠をクリックします。
  19. リストデザイナーの [詳細] ペインを開きます。
  20. [全般] セクションで、BestPracticesOLAP をダブルクリックして、表示されるリストから <数式を編集> を選択します。
    [数式を編集] ダイアログボックスが表示されます。
  21. [数式を編集] ダイアログボックスで、[レポート変数] を展開して、[trv_alias] をダブルクリックします。
    右側のペインに、=ReportVariables.trv_alias.Text が表示されます。
  22. [OK] をクリックします。
  23. [詳細] ペインの [全般] セクションで、[数式を編集] ダイアログボックスを使用して、以下の割り当てを指定します。
    リストデザイナーの [詳細] ペインの [全般] セクション [数式を編集] ダイアログボックスでの割当
    キューブ =ReportVariables.trv_cube.text
    次元 =ReportVariables.trv_analyzedY_dim.text
    階層 =ReportVariables.trv_analyzedY_hie.text
  24. POS ハイパーブロックの枠をクリックします。
  25. リストデザイナーの [詳細] ペインで以下の割り当てを指定します。
    リストデザイナーの [詳細] ペインの [全般] セクション [数式を編集] ダイアログボックスでの割当
    別名 =ReportVariables.trv_alias.text
    キューブ =ReportVariables.trv_cube.text
    次元 =ReportVariables.trv_analyzedX_dim.text
    階層 =ReportVariables.trv_analyzedX_hie.text
  26. [時間] コンボボックスの枠をクリックし、[リストデザイナー] の [詳細] ペインで以下の割り当てを指定します。
    リストデザイナーの [詳細] ペインの [全般] セクション [数式を編集] ダイアログボックスでの割当
    別名 =ReportVariables.trv_alias.text
    キューブ =ReportVariables.trv_cube.text
    次元 =ReportVariables.trv_time_dim.text
    階層 =ReportVariables.trv_time_hie.text
  27. [地域] コンボボックスで手順 26 を繰り返しますが、次元と階層を Region 変数に割り当てます。
  28. [メジャー] コンボボックスで正しい割り当てを指定します。
  29. レポートテンプレートを保存します。
  30. レポートカタログでテンプレートを右クリックして、[レポートパラメーター] を選択します。
    [レポートパラメーター] ダイアログボックスが表示されます。
  31. [レポートパラメーターを追加] をクリックします。
  32. [変数] フィールドで、レポート変数を展開して、trv_alias を選択します。
  33. [タイプ] 列で、タイプとして [別名] を選択します。
  34. [キューブ] をタイプとして選択して、キューブのパラメーターを追加します。
  35. 変数を作成した次元と階層ごとにパラメーターを追加します。必要に応じて、次元または階層をタイプとして選択します。
  36. 必要に応じて、ツールバーで右向きの矢印を使用して、各階層パラメーターを次元に下にインデントします。
    これにより、ユーザーが [レポートウィザード] で次元パラメーターを指定すると、自動的に各階層パラメーターが設定されます。
  37. [OK] をクリックします。
  38. テンプレートを保存します。
  39. レポートを作成して、テンプレートをテストします。