フィルター設定の適用

ここでは、リストデザイナーの [フィルター] ペインの [フィルター設定] セクションの列とオプションについて説明します。

列フィルター

次の表に、列フィルターのオプションを表示します。
基準 説明
キャプション エレメントをキャプションでフィルターします。テキストおよび文字列を検索するには、テキストフィルターを使用します。
一意の名前 エレメントを一意の名前でフィルターします。テキストおよび文字列を検索するには、テキストフィルターを使用します。
属性 OLAP データベースで定義されているエレメントの属性をフィルターします。
範囲の値をフィルターします。フィルター設定とフィルターのデータ範囲を指定する必要があります。
注: 

値は、スライスセグメントの軸デザイナーで提供されていますが、スライスセグメントのリストデザイナーでは提供されていません。

カスタム MDX MDX ステートメントを使用してフィルターを作成します。

[階層] 列

階層リストは、スライスセグメントの軸デザイナーからのみ使用可能です。このリストには、軸上の階層が含まれます。

[フィルタータイプ] 列

キャプション、一意の名前、および属性フィルターに、フィルタータイプ設定を使用します。

次の表に、列フィルタータイプのオプションを表示します。

フィルタータイプ 説明
文字列 階層で、検索テキストに一致するキャプション、一意の名前、または属性を持つエレメントが検索されます。
ワイルドカード ワイルドカードを使用して、エレメント名をフィルターできます。
日付 日付の値をフィルターできます。Microsoft Analysis Services でのみ有効です。
正規表現 .NET 正規表現を使用して、エレメント名をフィルターできます。正規表現は大文字と小文字が区別されます。

.NET の正規表現に関する詳細なガイドは、http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/hs600312.aspx にあります。

数字 数値をフィルターできます。たとえば、N 未満の値です。

Analysis Services による正規表現

Analysis Services データソースで .NET 正規表現を使用するには、Analysis Services サーバーにアセンブリをインストールする必要があります。

アセンブリファイルは、Application Studio セットアップによって、Mis.Reporting.ServerExtension.dll という名前で C:\Program Files\Infor BI\Application Studio にインストールされます。

SQL Management Studio を使用して Analysis Services データベースに接続し、アセンブリを Assemblies フォルダーに追加します。

アセンブリは以下のパラメーターを持つ必要があります。

  • パス: ..\Application Studio\Mis.Reporting.ServerExtension.dll
  • 名前: MisOlapYukonExtension
  • 権限: 安全
  • 偽装: デフォルト

ワイルドカードの概要

次の表に、ワイルドカードの使用を示します。
検索文字列 説明

*xyz/xyz*

検索文字列の前または後ろにアスタリスク (*) を付けると、先頭または末尾がその検索文字列と一致するエレメントが返されます。

?xyz

疑問符は任意の 1 文字を表します。複数の疑問符を使用できます。

x?z

この文字列による検索によって、疑問符の位置に 1 文字が含まれるすべてのエレメントが返されます。

.NET 正規表現

.NET 正規表現を使用するには、[正規表現] をフィルターのタイプとして選択します。

次の正規表現を使用できます。
説明
^

行頭一致演算子

^A は、A で始まるリストエレメントを検索します。
$

行末一致演算子

er$ は、er で終わるリストエレメントを検索します。
+

1 文字以上一致演算子

e.+r$ は、r で終わり、e を含むすべてのリストエレメントを検索します。e と r の間に 1 文字以上が含まれている必要があります。
|

選択演算子

^A|^B は、A または B で始まるリストエレメントを検索します。
( )

グループ化

^ (..) は、偶数の文字を含むリストエレメントを検索します。
.

任意の文字

^c..d は、c で始まり、その後ろに 2 つの文字、その後ろに d が続くリストエレメントを検索します。
\

後続の文字をリテラルとして定義します。

\\ は文字 \ を含むすべてのリストエレメントを検索します。

正規表現は大文字と小文字を区別しません。式の前に [(?-i)] を付けると、大文字と小文字が区別されるようになります。

条件

適用可能な条件は、[フィルター] リストおよび [フィルタータイプ] リストの選択によって異なります。等しい、等しくない、より大きい、が含まれます。

値フィルターの場合、[アクセス可能] 条件を適用できます。データを表示する権限をユーザーとエレメントに適用できます。特定のユーザーとエレメントの権限が「なし」の場合、そのユーザーはそのエレメントの値を表示できません。このような値は空の値として扱われ、「アクセス可能」条件でフィルターにより除外できます。

フィルター設定の参照先となる値を入力します。文字列または数字です。

エレメント名のフィルター

リストデザイナーでフィルターを開き、[新しいフィルター] をクリックして、[フィルター] リストから [キャプション] または [一意の名前] を選択します。フィルタータイプ、条件、および値を選択します。
注: 

この条件は、リスト内のエレメントのアルファベット順を参照します。階層内の位置は考慮されません。

属性のフィルター

リストデザイナーでフィルターを開き、[新しいフィルター] をクリックして、[フィルター] リストから [フィルター設定] セクションの [属性] を選択します。フィルタータイプ、属性、条件、および値を選択します。

値のフィルター

リストデザイナーでフィルターを開き、[新しいフィルター] をクリックして、[フィルター] リストの [値] を選択します。演算子と値を選択します。[データ範囲] を使用して、フィルターを適用するデータ範囲を定義します。

値フィルターを使用して、ゼロおよび NULL 値を除外できます。NULL 値を持つセルは空です。ゼロ値を持つセルには、数字の 0 が含まれています。ゼロは計算で使用できますが、NULL は使用できません。いかなる状況でも、「NULL」値と「ゼロ」値が同じ意味であることはありません。

データに NULL 値とゼロ値が含まれる場合、次のルールが適用されます。

  • NULL に等しいすべての値を検索するフィルターは、ゼロ値を返さない。
  • NULL に等しくないすべての値を検索するフィルターは、ゼロ (およびその他の) 値を返す。