HLOOKUP
HLOOKUP と VLOOKUP は、大規模なリスト内の値を検索するために使用します。HLOOKUP を使用して行内を検索し、VLOOKUP を使用して列内を検索します。
この関数は、指定した値について、テーブルまたは配列の先頭行を検索します。つまり、列見出しを検索します。指定された値が見つかった場合、同じ列内の指定された行から値が返されます。
入力した値の完全一致を検索するには、range_lookup パラメーターの値として [TRUE] を指定します。TRUE を使用するには、データが昇順にソートされている必要があります。 
構文
HLOOKUP(lookup_value, table_array,row_index_number[,range_lookup=TRUE])
Lookup_value は、検索する値を含むセルへの参照です。
Table_array はセルの範囲です。
row_index_number は値が返される行番号です。
例
次の表は、A1:E5 を占有する 4 つの地域の 4 つの製品の売上を示しています。
			| * | 製品 A | 製品 B | 製品 C | 製品 D | 
|---|---|---|---|---|
| 地域 1 | 76 | 67 | 58 | 57 | 
| 地域 2 | 59 | 71 | 52 | 55 | 
| 地域 3 | 75 | 45 | 69 | 43 | 
| 地域 4 | 12 | 44 | 17 | 28 | 
セル Y20 の内容は、Product
					B です。
次の関数は、71 を返します。この値は、製品 B の列の 3 行目の値です。
=HLOOKUP(Y20,A1:E5,3,TRUE)
			注: 
		range_lookup パラメーターに TRUE を指定した場合、アスタリスク (*) の付いたセルにダミーの数値が必要です。