Web 拡張
Infor Cloud のカスタムレポートでは、Infor が提供し、信頼できる Web 拡張機能のみサポートされています。
Web 拡張機能を使用すると、独自の視覚化を実装し、Web に表示する Application Studio コンテンツに組み込むことができます。
この概念は汎用であり、データの視覚化に限定されるものではありません。Web 拡張機能を使用すると、レポートデザイナーでほぼすべての種類の選択オプションやその他のコントロールを追加できます。
Web 拡張機能は JavaScript ベースであり、SVG をサポートする次のブラウザーで機能します。つまり、ほとんどの主要なブラウザーに表示されます。
Web 拡張機能は、それが埋め込まれたレポートとアクションを通してやり取りします。セルに定義できるすべてのアクションが「Web 拡張機能」モードに対応しています。
Web 拡張機能は信頼できるものと信頼できないものがあります。信頼できる拡張機能は Infor によって認証および署名され、クラウドおよびオンプレミス環境で使用できます。クラウド環境では、信頼できる Web 拡張機能を単独で、またはカスタムコンテンツを含むコンテンツの一部としてインポートすることができます。これらは任意のレポートで使用できます。
信頼できない Web 拡張機能は、Inforの署名付きアプリケーションの一部としてのみ、クラウド環境にインポートできます。署名付きアプリケーションの一部であるレポートでのみ使用できます。オンプレミス環境では、信頼できない拡張機能をインポートして自由に使用することができます。
Web 拡張機能を作成する手順は、このドキュメントによる解説の範囲を越えています。
d/EPM Administration の Web 拡張機能ダッシュボードでは、異なるアプリケーションから Web 拡張機能をダウンロードできます。 を選択します。
信頼できる Web 拡張機能のセットは、Application Studio の ..program files\Infor\BI\Application Studio\Web Extension Samples で提供されます。
このリストでは、Web 拡張機能の基本概念を説明します。
- Web 拡張機能は Application Studio コンテンツに含まれます。
- Web 拡張機能はアプリケーション内のリポジトリに保存され、管理されます。
- Web 拡張機能は、実質的には JavaScript コードとメタ情報です。
- Web 拡張機能のデータはスプレッドシートのセルから取得されます。
- Web 拡張機能はセル上のアクションをトリガーできます。