RP002

レポート RP002 はデータ範囲を使用して、1 つのデータセットを別のデータセットでフィルターする方法の例です。特に、前年の実際の数字が指定された値を上回る場合のみ、ある年の予算計上された数字を表示する方法を示します。

このレポートには、2 つのハイパーブロックがあります。1 番目のハイパーブロックには 2 つの値セルがあります。1 番目の値セルでは、数式は 2016 年について製品の実際の結果を返します。2 番目の値セルでは、数式は 2017 年の予算計上された数字を返します。

次の表に、数式が参照する階層とエレメントを示します。

また、2 番目のハイパーブロックは、2017 年の製品の予算計上された数字を表示しますが、2016 年の実績が 600 万を超えるエレメントのみ表示するフィルターがあります。

このフィルターは 6000000 より大きい値 で、データ範囲は次の階層とエレメントを参照しています。

• CHANNEL: 現在のエレメント。つまり、すべてのチャネル。
• MEASURE: 単位
• POS: 現在のエレメント。つまり、すべての POS。
• PERIOD: 2016
• REGION: 現在のエレメント。つまり、All Regions (全地域)。
• VALTYPE: 実績

フィルターとデータ範囲を表示するには、次の手順を実行します。

1. レポート RP002 を表示
2. デザインモードで、2 番目のハイパーブロックの枠をクリックします。
3. リストデザイナーで [フィルター] ペインを開きます。