データ範囲の例とサンプルレポート

ここでは、リストエレメントのフィルターとソートにデータ範囲を使用する方法の例を示します。

以下のトピックでは、[サンプル] アプリケーションで提供される次のサンプルレポートを参照します。

  • RP001
  • RP002
  • RP003
  • RP004

値フィルターを作成するか、ソートすると、リストデザイナーのデータ範囲が有効になります。つまり、以下の状況で説明します。

  • [フィルター] ペインの一番下にある [フィルター設定] で [フィルターに使用する] > [] を選択するか、または
  • [ソート] ペインの一番下にある [ソート基準設定] で [タイプ] > [] を選択します。

[データ範囲] を使用して、フィルターまたはソートを適用するデータを指定します。多くの場合、これはレポートで使用されるデータと同じになります。たとえば、レポートにある年の売上げ数字が表示され、その年の 100000 を超える数字のみ表示するフィルターを作成します。

ただし、たとえば、前年の実際の数字が、指定された値を上回る場合のみ、ある年の予算計上された数字を表示したい場合があります。

レポート RP001 は、[データ範囲] の使用を示します。

レポート RP002 には、前年の実績の数字が指定された値を上回る場合のみ、データ範囲を使用して、ある年の予算計上された数字を表示する例が含まれています。

レポート RP003 は、1 つのハイパーブロックに表示される階層エレメントのソートおよび [階層を中断] オプションの使用方法を示しています。

レポート RP004 は、重なり合うハイパーブロックに表示される階層のエレメントのソートを示しています。さらに、[階層を中断] オプションの使用方法も示しています。