複合グラフ - 例 3

この例では、縦棒グラフと折れ線グラフを結合したグラフを作成して、縦棒グラフで 12 か月間のすべての製品の売上を表します。折れ線グラフでは、同じ期間に 4 つの POS を通じて販売された 5 つの製品グループの売上を表します。

この例では、データ系列を複製して、そのセル座標を別のデータ系列を参照するように修正します。

  1. 2 組の重なり合うハイパーブロックをもつレポートを作成します。
    レポート RP008 では、1 組目が Product 次元と Period 次元から作成されたハイパーブロック、2 組目が POS 次元と Period 次元から作成されたハイパーブロックをそれぞれ作成します。リストデザイナーの [構造選択] ペインでは、Product 次元の All Tires エレメントのみが選択されています。POS 次元では、Bodyshops、Dealerships、Gas Stations、および Tire Stores という 4 つの POS が選択されています。どちらの組のハイパーブロックでも、Period 次元では [子孫] 関数を使用して 2016 年の 12 か月のみを表示しています。
  2. 各ハイパーブロックペアの重なり合った値セルに、CELLGET 式を挿入します。
  3. ハイパーブロックの Product と Period ペアを強調表示して、[グラフウィザード] を使用し、デフォルトの縦棒グラフを作成します。
    [ビュー] モードでは、2016 年の各月を表す棒がグラフに 1 つずつ表示されます。棒は各月の All Tires の売上を表しています。縦棒グラフで表現したいデータ系列の色を確認します。
  4. [デザイン] モードで、グラフをダブルクリックします。
    ハッシュされた外枠が表示されます。
  5. [データソース] を右クリックし、選択します。
    [データソース] ダイアログが表示されます。現在のデータ系列が [系列のリスト] に表示されます。
  6. [追加] をクリックします。
    現在のデータ系列が複製されます。
  7. [系列のリスト] のデータ系列を選択します。
    [カテゴリ]、[系列]、および [Y-データ] の各フィールドに、データ系列のセル座標が表示されます。
  8. セル座標を、対応する 2 番目のハイパーブロックの座標で置換します。
  9. [適用] をクリックして、[OK] をクリックします。
    ビューモードには、それぞれの月に対して 6 つの棒グラフが表示されます。期間別の製品売上を表すデータ系列の色を確認します。
  10. [デザイン] モードで、グラフをダブルクリックします。
    ハッシュされた外枠が表示されます。
  11. サンプルデータの 2 番目の列をクリックします。
    列が選択されます。
  12. 列を右クリックし、[グラフタイプ] を選択します。
    [グラフタイプ] ダイアログが表示されます。
  13. グラフタイプとして [] を選択して、いずれかのグラフのサブタイプを選択し、[OK] をクリックします。
  14. サンプルデータの 3 番目の棒のグラフタイプとして [] を選択します。
  15. [OK] をクリックします。
    [ビュー] モードでは、グラフの縦棒は 12 か月間の全製品の売上を表しています。4 つの折れ線グラフは、同じ期間に 4 つの POS を通じて販売された各製品グループの売上を表しています。