複数の出力セルに代わる RDB 式の使用

複数の出力セルを使用する代わりに、ハイパーブロックを拡張して、作成した各セルに RDB 式を入力できます。

RDB 式を使用するには、1 つ以上のハイパーブロックをワークシート上のリレーショナルリストにリンクしておく必要があります。

RDB 式は、ハイパーブロックの外側のセルにも、内側のセルにも作成可能です。ハイパーブロックの内側に作成した場合、RDB 式の行インデックスは、ハイパーブロックのキー出力セルのセル参照になります。このセル参照は、行インデックスを動的に参照し、各データレコードの対応するデータフィールドを挿入します。

ハイパーブロックの外側に作成した場合、RDB 式は値を 1 つだけ返します。この場合、特定の行番号を行インデックスとして使用する必要があります。例を以下に示します。
=RDB(HYPERBLOCK("Hyperblock3"),1,"column_name")

複数の出力セルの代わりに RDB 式を使用するには、次の手順を実行します。

  1. リレーショナル選択が含まれるハイパーブロックを拡張します。リレーショナルテーブルの列を追加するセルをクリックします。
  2. オブジェクトツールバーの [OLAP 数式を編集] アイコンをクリックし、数式タイプリストからリレーショナル値を選択します。
  3. [データベース] セクションの [列] リストから、ハイパーブロックに表示するテーブルの次の列を選択します。[OLAP 数式] セクションにデータ数式が表示されます。
  4. ここまでの手順を、ハイパーブロック内に表示するテーブル列ごとに繰り返します。
    注: 

    デザインモードでは、セルに #VALUE が表示されます。デバッグモードとビューモードでは、正しい値が表示されます。