破損したデータベースの修復

データベースが破損し開始できない場合、[データベース] ウィジェットに示されます。

[データベースのトラブルシューティング] ダッシュボードでは、破損したデータベースの修復を試行できます。

通常、破損は metadata.json に格納されるデータベースの説明と、現在データベースに存在するファイルの間で発生した不整合によるものです。

  1. [Dashboards] > [OLAP] > [データベースのトラブルシューティング] を選択します。
  2. [データベース] ウィジェットで、修復するデータベースの [修復] アイコンをクリックします。
  3. 修復オプションを選択します。オプションは破損の性質によって異なりますが、次のオプションが一般的に使用できます。
    オプション 説明
    データベースの整合性を再チェック 現在のデータベースの整合性を再確認します。
    この有効な保存バージョンに戻る 保存時に有効だったデータベースのバージョンに戻します。

    通常、保存されているバージョンのみを使用できます。

    この有効なバックアップバージョンに戻る データベースのバックアップ時に有効だったデータベースのバックアップに戻します。
    データベース説明ファイルを保存ファイルに調整 メタデータの説明を、現在存在するファイルと一致するように変更します。

    このオプションを使用すると、メタデータとデータベースファイルが整合し、データベースを起動できるようになります。ただし、データベースが要求どおりに実行されることを保証しません。

    データベース更新の再実行 前回のデータベース更新を再実行します。
    ローカルデータベースファイルの回復試行 データベースのクラッシュ回復を再実行します。正常に実行できる条件は、どのクラスタノードデータベースが実行されていたかが既知であり、ノードがまだファームに属していることです。
    どの修復オプションも元に戻すことはできませんが、修復に失敗しても、他のオプションは引き続き使用可能です。使用可能なオプションは、修復の試行の結果によって異なる場合があります。
  4. デフォルトでは、修復されたデータベースは修復後に自動的に開始されます。必要に応じて、データベースの開始オプションをクリアします。
  5. [修復] をクリックし、[OK] をクリックして確認します。