監査

Infor d/EPM Platform には、各種のイベントに対する監査証跡が用意されています。これらのイベントは監査カテゴリにグループ分けされます。個別の監査要件は多岐にわたることがあり、監査とシステムパフォーマンスとのバランスをとることが必要な場合も少なくありません。このため、独自の監査要件を構成することができます。

システムイベント (ファーム構成の変更) とアプリケーションイベントがあります。ファーム設定ダッシュボードでは、監査エントリをファイルに保存するか、監査サービス に保存するかを指定します。

[ファーム監視] スイッチを使用すると、ファーム内のすべてのサービスの監視をオフまたはオンにすることができます。監視はデフォルトでオンになります。

監査サービス の使用には、ライセンス、および CLI ジョブによる接続の構成が必要です。必要な構成の詳細については、Infor サポートに問い合わせてください。

監査エントリは機密情報を除外し、Infor d/EPM Platform では表示できません。

監査エントリの物理部分は Base64 でエンコードされており、人間が読み取ることはできませんが、Base64 デコードツールはオンラインで利用可能です。

監査ログを表示するためのプロトコルとメカニズムは実装固有です。

[セキュリティ設定] ダッシュボードの [監査設定] ウィジェットでは、次のカテゴリでのイベントの監査を有効にすることができます。

  • システム
  • 構成
  • テナント
  • セキュリティ
  • 管理
  • OLAP
  • ビジネスアプリケーション
  • 使用の監査

次の表のサブカテゴリについては、監査のオンとオフを切り替えることができます。

カテゴリ サブカテゴリ
システム コントローラー
ファーム
ログ
構成 プラグイン
リソース
サービス
設定
テナント
テナント プロビジョニング
セキュリティ 認証
管理
管理 監査
セキュリティ 認証
管理
OLAP 管理
属性
キューブ
データベースクエリ
データベース
次元
ソースからロード
権限
ビジネスアプリケーション Business Modeling
Consolidation
使用の監査 消費
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