例: 属性によるタグ付けと検索
SyteLine ワークフローを使用して顧客請求書のキャプチャとタグ付けを行う場合、顧客番号、受注オーダ番号、請求書番号が請求書にタグ付けされます。[関連文書] ウィジェットでフィルタとして使用できる属性は、使用中のフォーム、およびそのフォームがブロードキャストするコンテキストパラメタ (属性) によって異なります。
フォームは以下のとおりです。
- [請求書一覧] フォームでは、3 つの属性のいずれを使ってもフィルタ処理できます。
- [受注オーダ] フォームでは、顧客番号または受注オーダでフィルタ処理できます。
- [顧客] フォームでは、フォームがブロードキャストするパラメタが顧客番号のみのため、顧客番号でしかフィルタ処理できません。
フォームと利用可能な属性の一覧については、「ワークフロー経由での文書の自動キャプチャとタグ付け」 を参照してください。
逆に、[関連文書] ウィジェットでファイルを手動で添付する場合、ファイルのタグ付けに使用できる属性は現在表示されているフォームのコンテキストによっても異なります。
- [請求書一覧] フォームでファイルを添付する場合、請求書番号、受注オーダ番号、顧客の 3 つ全ての属性のタグ付値を指定できます。これによりユーザは、3 つ全ての属性を使用して後で文書を検索できるようになります。
- [受注オーダ] フォームでファイルを添付する場合、顧客番号と受注オーダ番号のタグ付値を指定できます。
- [顧客] フォームでファイルを添付する場合は、フォームに関連付けられているパラメタが顧客番号のみのため、顧客番号でしかファイルのタグ付けができません。
関連ファイルを添付する際は、ブロードキャストする属性が最も多いフォームを使用することをお勧めします。それ以外の場合、ユーザは [請求書一覧] フォームを開いて、[関連文書] ウィジェットで請求書番号ごとに請求書を検索することになります。この場合、請求書番号ではなく顧客番号でのみタグ付けされているので、 [顧客] フォームで添付した請求書を見つけることはできません。
Document Management アプリケーションを使用して文書に他のタグの値 (この例では、請求書番号と受注オーダ番号) を追加できます。この操作を行うには、Document Management で文書をチェックアウトして属性を修正する必要があります。