税インタフェースについて
以下の製品がサポートされています。
- Vertex 間接税 O シリーズ
- Vertex 販売税 Q シリーズ
- Taxware 販売/使用税システム
- Taxware Enterprise
- Avalara AvaTax
SyteLine では、税インタフェースはライセンスもインストールも別の製品になります。[税インタフェース] フォームには、TaxInterface のライセンスを持つユーザのみがアクセス可能です。
税務インタフェースは [税務インタフェースパラメタ] フォームに該当する製品用に設定されています。インタフェースの設定が終わると、税コードが EXTRNL にセットされたオーダでは税額が自動計算されます。
(税コード EXTRNL は、 [オプションモジュール] フォームで TaxInterface モジュールを有効にしたとき、サイトで自動的に [税コード] フォームに追加されます。)
オーダが請求された後は、転記が行われる前に [税務インタフェース転記登録] ユーティリティを実行し、外部税務ソフトウェアに税を転記する必要があります。
AvaTax をご利用の場合、 [税務インタフェース請求書税額控除] フォームを使って、免税の顧客に税込み請求書を作成後、税額を控除します。
外部税システムは、 [顧客] フォームの [価格に税を含む] フィールドでは機能しないため、 [価格に税を含む] 設定は税基準には影響しません。
インタフェースにより税ソフトウェアへ送信される情報
最初の税コードが EXTRNL にセットされた各種オーダ、RMA、請求書、返品伝票やその他の情報がインタフェースに送られます。(このインタフェースの古いバージョンとの互換性は、税コード VERTEX もインタフェースによる税金処理を発生させます。) [税務インタフェースパラメタ] フォームで [ ] をクリックして、現在税コード 11 に設定されている全てのデータを、選択した税インタフェースにシステム全体で変更します。
[税務インタフェースパラメタ] フォームの以下の選択を基に、税システムインタフェースに情報を送らせることができます。
- 顧客情報: インタフェースは顧客出荷先レコードから顧客番号、郵便番号、州 (県)、市区町村情報を送ります。
- 倉庫情報: 倉庫が決まっているなら、倉庫コードと共に、国、郵便番号、州 (県)、市区町村が送られます。これで更に正確な課税が可能になります。倉庫が決まっていない場合、
[一般パラメタ]
にある住所情報が送られます。
また [税務インタフェースパラメタ] フォームの [倉庫] タブで、倉庫が配置された国を指定することもできます。
- 品目情報: [税務インタフェースパラメタ] フォーム上の [製品に送信] フィールドの設定を基に、品目または製品コードが送られます。
- 品目に対する輸送およびその他費用: 輸送費は、輸送フラグと品目番号が FREIGHT にセットされて外部税システムに渡ります。その他の費用は品目番号が MISC CHARGE とセットされて送られます。
- サービスに対する労務およびその他費用: 労務作業、その他計画外トランザクションには、[税務インタフェースパラメタ] 上の [フィールドサービス作業を除外] オプションと [フィールドサービスその他を除外] オプションが使用されます。オプションに選択がある (除外にセットされた) 場合、システムは Taxware 販売/使用税システム以外の全ての税プロバイダに SVC-MSC-EXEMPT または SVC-LBR-EXEMPT を送ります。Taxware 販売/使用税システムには、労務作業、その他計画外費用の両方に、システムから 89999 が送られます。オプションの選択がなく、費用を含むことを示唆している場合、システムはトランザクションからその他/ワークコードを送ります。
- 税基準: 税基準の金額は、オーダまたは請求書の各明細ごとに送信されます。EXTRNL 税コードに [再在庫保管費を含む] が選択されている場合、この金額は RMA の再保管費用によって調整されることがあります。