会計と財務の更新
税のデジタル化 (MTD) (RS8611)
英国の 「税のデジタル化」 (MTD) 要件をサポートするようになりました。お客様の会社が VAT についてレコードを保守し、HMRC から履行義務の通知を受け、計算を検証および訂正し、HMRC に申告を提出する一連の工程を全て SyteLine フォームで行うことができます。
英国にある企業は VAT 申告書を毎月または四半期ごとのどちらかで政府に提出します。この申告書は、企業が売上に対して政府に支払う必要のある VAT の額と、事業関連の購入に対して支払った VAT で還付申請できる額を記録します。
これまでは、英国で SyteLine を使用していた企業は、VAT を徴収し、VAT 申告を作成して、政府の Web サイトに申告書を手動でアップロードしていました。
記録をデジタルで保存してアプリケーションから直接 HMRC に更新をかけることで、回避可能なミスを削減し、税務処理を日常の処理に組み込んでくれます。また、現在の VAT 負債と VAT 支払の履歴を表示することもできます。
以下のフォームとフィールドがこの要件のために追加されました。
- [税パラメタ] フォームの[MTD] タブに、HMRC サイトへの接続を設定するフィールドが追加されました。
- [税コード] フォームの[MTD] タブに、この要求で使用される追加パラメタが追加されました。また、フォームのヘッダに 2 つの MTD フィールドが追加されました。
- 次のフォームが追加されました。 [MTD 履行義務の取得] 、 [MTD 履行義務と申告] 、 [MTD トランザクション] 、および [MTD 調整] 。
SyteLine を使用して英国で VAT の計算およびレポートを行い、会社で MTD を使用する場合は、「MTD を使用して VAT 履行義務と負債を処理」 のトピックを参照してください。
会社で Avalara-AvaTax や Vertex など外部の税インタフェースソリューションを使用している場合、その税ソフトウェア会社に問い合わせて、従うべき MTD プロセスをご確認ください。