Mongoose の更新

このセクションでは、Infor Mongoose バージョン 2019.02 の更新について説明します。

保存されたフィルタのメニューアクションをトリガする新たな標準イベント

照会フォームに保存されたフィルタのアクションをトリガして処理するために使用できる、3 つの新たな標準フォームイベントを追加しました。このアクションは、以前は UI メニューとメニューオプションだけでしか使用できませんでした。このイベントは、フォームのみモードで稼働しているフォーム、または標準 Mongoose UI を使用しない他のフォームでの使用を主に想定しています。

フォームは以下のとおりです。

  • StdQueryFormFilterSave - 照会フォームフィルタを保存することができます。
  • StdQueryFormFilterOpen - 保存した照会フォームフィルタを開くことができます。
  • StdFormApplySavedFilter - 保存したフィルタを照会フォームに適用することができます。

Web クライアントでのアクセシビリティの強化

Web クライアントランタイムアセシビリティに関する数多くの問題を修正しました。また、その他 Web クライアントの数多くのアクセシビリティ強化についても継続して取り組んできました。

新しいユーザコンポーネントとそのヘルプ

Mongoose Designer にある 「SoHo ユーザコンポーネント」 のセットに、新たに 2 つのユーザコンポーネントを追加しました。SoHoTextArea コンポーネントと SoHoTextBox コンポーネントです。

また、全ての SoHo ユーザコンポーネントを実装するために用いるさまざまな新しい WSExpEditor フォーム(ダイアログボックス)のヘルプにアクセスする [ヘルプ] ボタンが新たに備わりました。

App ビルダデータサービスウィザードにある API の JSON パスを更新

App ビルダでデータサービス用の出力パラメタをユーザが簡単に作成できるようにしました。これを実現するために行ったことは次のとおりです。

  • [データサービスの編集] ダイアログボックスに [パラメタの生成] オプションを追加しました。
  • データサービスの全ての出力パラメタを表示するよう [データサービスの編集] ダイアログボックスを変更しました。
  • [JSON プレビュー] ダイアログボックスに [再設定] ボタンを追加しました。
  • [JSON プレビュー] ダイアログボックスに [ルート要素] を追加するオプションを追加しました。
  • [JSON プレビュー] ダイアログボックスに [JSON ヘルプ] ボタンを追加しました。