Mongoose の更新
サイト間のデータレプリケーションに使用されるトリガのパフォーマンス向上
サイト間の、特にマルチサイトデータベースにおいて、データレプリケーションに使用されるトリガのパフォーマンスを高めるための変更を実装しました。トリガの生成が速くなっています。
フォームと参照オブジェクトを任意で組み合わせて展開
アプリケーションを展開するための既存の方法に加え、フォームと参照品目を選択して展開するオプションが追加されました。選択されているフォームの内容に基づいて、展開する品目を選択できます。
参照品目では、出力から除外する品目を選択することもできます。最後に、選択した品目および除外した品目の両方の載った一覧を参照用に保存できます。
ION API メタデータのインポート機能
ION API サーバのスィートとメソッドをインポートできるようになりました。これを実現するために行ったことは次のとおりです。
- [ION API サーバ] フォームを修正して [ ] ボタンを追加
- [ION API スィート] フォームを修正して [ ] ボタンを追加
- インポートするスィートまたはメソッドを選択するために、 [ION API 検索条件] フォームを追加
Web クライアントサインインページのカスタマイズ機能
Web クライアントのサインインページの外観をカスタマイズできるよう、 [コンフィグレーションマネージャ] に新しいオプションを追加しました。この新しいオプションを使用してできることは以下のとおりです。
- 有効なコンフィグレーションが 1 つだけの場合は、 [コンフィグレーション] フィールドを非表示にする
- 自分独自のロゴをアップロードする
- サインインロゴをクリックしたときに開く Web サイトの URL を指定する
- サインインページのタイトルを指定する
Windows Server 2019 認証
Windows Server 2019 が Infor Mongoose の正式なサポート対象のオペレーティングシステムとして認証されました。この新たな認証により、現在正式にサポートしているのは Windows Server 2019 と Windows Server 2016 の 2 つとなります。
EC2 メタデータへのアクセスを管理する新しい Infor Framework サービス
クラウドの EC2 メタデータへのアクセスを管理するために設計された新しい Infor Framework Windows サービス、 [AWS インタフェースサービス] を追加しました。この新しいサービスは、インストール中または展開中に自動的にインストールされ、カスタムアセンブリ、IDO 拡張クラス、またはフォームスクリプトを使用した EC2 メタデータへのアクセスを制限して動作します。
使用追跡データの表示機能
これまでは、使用追跡ライセンスの使用時、 [ユーザ接続別ライセンスモジュール] フォームおよび [ライセンスモジュール同時ユーザ数] フォームにデータは返されませんでした。
このリリースでは、該当するメソッドを呼び出して使用追跡データを表示するよう、このフォームを変更しました。
Infor Ming.le で使用されるユーザのセキュリティロールの制限機能
SecurityUserMaster BOD 内のセキュリティロールコンポーネント用に指定される論理 ID 値を抽出および評価する変更を実装しました。論理 ID が現在の Mongoose インスタンス論理 ID と一致する場合にのみ、セキュリティロールがユーザに追加されます。この処理は [SUM SecurityRole の LogicalID を無視] デフォルト処理を使用して管理されます。
修正用 MS 一括コピープログラムの使用
再び [Microsoft 一括コピープログラム] (BCP) を使用して、アップグレード時の修正プログラムの処理速度を向上させています。以前はこのツールを断念しましたが、使用に関する問題が解決されたため、再び使用することになりました。BCP はこれまでと同様に今後も、インストール中に自動的にインストールされます。
App ビルダの DataGrid セル内のボタンサポート
App ビルダプロジェクトでは、DataGrid コンポーネントの個々のセル内でボタンコンポーネントを使用できるようになりました。
App ビルダ/App Hub のオンラインヘルプ
Mongoose のオンラインヘルプに、App ビルダと App Hub の包括的な一連のトピックが含まれるようになりました。多くの Mongoose ヘルプタイトルと同様に、Mongoose オンラインヘルプで App ビルダ/App Hub ヘルプを PDF ファイルとして印刷することもできます。