製造仕様書

同じ完成品を生産するために、異なるバージョンのフォーミュラを使用する場合があります。異なる製造仕様書を使用することでこれに対処できます。

たとえば、異なる仕様書を使用するのには次のようなケースが考えられます。

  • 季節の初めにサクランボに苦みがある場合で、その場合には砂糖を増量して追加する必要があるような場合です。季節が進むとサクランボが甘くなるために砂糖の量は少なくて済むようになります。
  • フォーミュラに再加工のパーセントを使用します。
  • 製造ライン 1 でクッキーを製造する場合は、フォーミュラのバージョンはひとつです。ライン 2 を使用するときにはオーブンの温度はより高温となり、異なるバージョンを使用する必要があります。
  • 海抜と同じ位置にある倉庫と高所にある倉庫の、異なる倉庫で同じクッキーを焼く場合には、異なるバージョンのフォーミュラが必要とされます。
  • ひとつの製造ラインと別の製造ラインに異なる作業手順を指定し、それぞれのラインには異なる作業率または作業要件があります。その場合には、複数の部品表を使用するのでなく、異なる製造仕様書を使用します。

[プロセス製造仕様書] フォームを使用して仕様書を設定します。