プロセス製造の完成品の設定

完成品とは、フォーミュラまたはプロセスによって生産される最終製品のことです。完成品を設定するには、次の手順に従います。

  1. [品目] フォームで完成品に品目を追加します。単位(一般的には EACH)が含まれていることを確認し、含完成品が食品やその他のプロセス追跡フォーミュラで使用される場合には、 [ロット追跡] がオンになっていることを確認します。
  2. 各品目で [プロセス製造品目拡張] フォームに情報を設定します。
  3. [設計ワークベンチ] を使用して、完成品に部品表を定義します。完成品の部品表には、常に仕掛品目が含まれ、通常は梱包も含まれます。
    完成品数量は、次のいずれかの方法で定義します。
    • 最新資材定義の使用
    • [プロセス製造品目拡張] フォームで完成品に補充数の値が設定されている場合、 [全数] を使用します。

    例: 完成品はパッケージに 12 個入っているクッキーです。部品表は、ひとつのパッケージ (EACH) と、ひとつのラベル、そしてフォーミュラで作られる 12 個のクッキーで構成されます。完成品の部品表定義はバッチの作成に使用されます。

    完成品に品目拡張が定義されており、全数が定義されている場合、部品表定義ではなく消費に全数が使用されます。したがって、たとえば、部品表では 1:1 と定義がされているが、全数の定義が 12:1 になっている場合は、バッチは 12:1 の定義を使用します。

    注: これが正常に機能するようにするには、完成品の品目拡張に全数と測定単位の両方を定義する必要があります。さらに、仕掛品目の測定単位に対する変換値を定義する必要があります。たとえば、仕掛品目の測定単位が KG である場合、完成品の品目拡張の KG に対して [測定単位変換係数] を定義する必要があります。