プロセス製造のための原材料情報の設定
フォーミュラで使用するコンポーネントまたは原材料を設定するには、以下の手順に従います。
- [品目] フォームで、各原材料を設定します。品目の単位、および食品用か、その他のプロセス追跡された原材料を含め、 [ロット追跡] が選択されていることを確認します。
- 品目ごとに、
[プロセス製造品目拡張]
フォームで拡張測定単位情報を設定し ます。品目、密度、およびクラスを指定すると、グリッド内の情報が自動的に挿入されます。フォーミュラでこの品目に使用できる全ての測定単位は、ここで自動的に計算されます。以下の情報を指定します。
- 品目
- [品目] フォームから品目を選択します。
- 密度
- 品目の許容量を入力します。これは、品目の容積と重量をシステムで計算する場合に必要です。設定によっては、この値は計算されたフォーミュラの密度で自動入力されます。品目の基準測定単位が重量であるが、フォーミュラの測定単位が容積の場合、プロセスでは品目の基準測定単位への変換が決定され、品目の密度で割り算されます。容積から重量に変換するときにリバースが適用されます。
- 全数
- 通常、この値は完成品に対してのみ必要になり、完成品コンテナひとつ分を一杯にするのに必要とされる仕掛数量を示します。たとえば 15 オンスの瓶があるとすると、仕掛品目は 15 液体オンスで充填することになります。在庫単位が [ケース] となっている品目の場合、そのケースを充填するのに適切なポンド数を指定することになります。
- 全数単位
- 通常、この測定単位は、 [全数] とともに、完成品にのみ必要です。
- 単位クラス
-
品目の単位クラスを選択します。これにより、グリッドに測定単位変換のリストが自動入力されます。換算は、密度や全数など、品目について提供された情報を使用して計算されます。
また、換算は手動でも追加できます。単位クラスに含まれていない品目に対して、手動で測定単位変換を追加する場合、在庫を作成する前に、またはトランザクションを実行する前に、変換をグリッドに追加する必要があります。
その品目を含むフォーミュラを作成するとき、または生産中の品目を出庫するときには、どれでも一覧にある測定単位にアクセスできます。
- 品目単位
- 品目の在庫測定単位が表示されます。
- 変換係数の上書
- このチェックボックスがオフになっている場合は、品目の [品目単位への変換係数] および [品目単位からの変換係数] の値および単位は
[測定単位変換]
フォームから取得され、この値は変更できません。このフィールドが選択されていると、その他の2つのフィールドのうちのいずれかを編集できます。ひとつのフィールドを変更すると、もう一方のフィールドが自動的に計算され、逆の値が保持されます。
通常、このフィールドはクリアし、変換係数のデフォルト値を使用します。ただし、密度や保管場所が在庫変換の変更を必要とする場合があります。たとえばメインの倉庫が海抜ゼロの地点にあり、在庫変換値は海抜ゼロ地点の変換に基づいているような場合。ただし、この品目はこれよりも高い海抜の場所にある倉庫で一時的に生産することになっており、製品の密度に影響が出て、したがって容積の変換に影響を及ぼすような場合です。
このチェックボックスがオンになっていて、この品目の [全数] または [密度] の値を変更する場合、システムでは変換情報の更新を試行されます。
例: EACH 品目について、グリッド行の [U/M] は [GA] であり、 [品目単位への変換係数] を [5] に設定すると、その品目ではひとつの EACH (コンテナ)を充填するのに 5 ガロンかかるということになります。逆変換の場合、品目の EACH (コンテナ)から GAL への変換では [品目単位からの変換係数] は自動的に [0.2] に設定されます。これはコンテナの 20 パーセントが 1 ガロンに匹敵することを意味します。
- 品目単位への変換係数
- オプションで、この単位から品目の在庫単位への変換係数を指定します。詳細については、 [変換係数の上書] フィールドの説明を参照してください。
- 品目単位からの変換係数
- オプションで、品目の在庫単位からこの単位への変換係数を指定します。詳細については、 [変換係数の上書] フィールドの説明を参照してください。
- 変更を保存します。