プロジェクト指標イベントの作成と処理

作業で再設定できる最大数には、「プロジェクト」、「タスク完了イベント」、および「履行義務イベント」の 3 種類があります。以下の手順により、これらのイベントの通知の作成および管理のほか、履行義務の完了が可能です。

  1. [発行] フォームで、適切なユーザが「プロジェクト完了アラート」、「プロジェクトタスク完了アラート」、および「プロジェクト履行義務完了アラート」発行に登録されていることを確認します。
  2. [プロジェクト履行義務グループ原価コード] フォームで、履行義務グループおよびそれに関連する原価コードを指定します。履行義務イベントに割り当てられたグループは削除できません。
  3. [プロジェクト指標イベント] を開きます。
  4. フィールドの [プロジェクト] グループで以下の情報を指定します。
    [プロジェクト]
    プロジェクトを選択します。
    [プロジェクト完了のマイルストーンを有効化]
    「プロジェクト完了アラート」発行に登録している全てのユーザと、[ユーザ通知] フィールドで指定されている全てのユーザへの通知を有効化する場合は、このフィールドを選択します。
  5. フィールドの [タスク完了イベント] グループで以下の情報を指定します。
    [タスク完了のマイルストーンを有効化]
    「プロジェクトタスク完了アラート」発行に登録している全てのユーザと、[ユーザ名] フィールドで指定されている全てのユーザへの通知を有効化する場合は、このフィールドを選択します。
    [タスク]
    タスク一覧が正しく、かつ完了していることを確認します。 [プロジェクトタスク] フォームを修正または追加することができます。
    タスク完了のマイルストーンを有効化
    特定のタスクの完了時の通知を有効化するには、このフィールドを選択します。通知はプロジェクトタスク完了アラート発行に登録している全てのユーザと、[ユーザ名] フィールドで指定されている全てのユーザに設定されます。
  6. 各履行義務について、フィールドの [履行義務イベント] グループで以下の情報を指定します。
    履行義務のマイルストーンを有効化
    「プロジェクト履行義務完了アラート」発行に登録している全てのユーザと、[ユーザ名] フィールドで指定されている全てのユーザへの通知を有効化する場合は、このフィールドを選択します。
    請求
    [処理済] フィールド (履行義務イベントが完了したことを示します) が選択される前に請求指標が作成され、処理される必要があることを示すには、このフィールドを選択します。
    履行義務
    履行義務の原価区分を選択します。[作業者]、[資材]、[その他]、または [全て] のいずれかを選びます。
    履行義務グループ
    手順 2 で作成した履行義務グループの 1 つを選択します。全ての履行義務グループに適用する場合は、空白のままにします。
    プロジェクト MS
    指標の区分を指定します。[原価]、 [時間]、 [完成度]、または [経過時間] を選択します。[経過時間] ボタンをクリックすると、バックグラウンドタスクを作成するよう求められます。このバックグラウンドタスクは、他の指標区分が使用する [次指標閾値] ではなく、イベントをトリガするのに使用されます。バックグラウンドタスクの作成に失敗した場合、[プロジェクト指標] の選択が [経過時間] から [原価] に変更されます。
    定型
    この区分のイベント閾値が今後も常に同じになる場合は、このフィールドを選択します。各定型イベントが完了すると、同じ閾値で新規イベントが自動的に作成されます。このフィールドは、[プロジェクト指標] が [経過時間] の場合に無効になります。
    指標閾値
    ここで指定した値を満たす、もしくは超過した場合、請求指標が作成および処理可能なことを示す指標警告が作成されます。このフィールドは、[プロジェクト指標] が [経過時間] の場合に無効になります。
    プロジェクトタスク
    この履行義務を関連付けるプロジェクトタスクを選択します。特定のプロジェクトタスクと関連付けない場合は、このフィールドを空白のままにします。
  7. すべての順序が作成された後で、[保存] をクリックします。システムにより各 [プロジェクト指標] 区分の最初の順序の [次指標閾値] 金額が計算されます (バックグランドタスクを使用してイベントのトリガを制御する [経過時間] を除く)。ただし、[定型] としてマークされているイベントについては、システムにより同じ情報で新規履行義務イベントが作成され、閾値が計算されます。
  8. プロジェクト原価コードを追加、または削除した場合、[履行義務の再計算] ボタンをクリックし、累積合計および次にスケジュールされた金額を再計算します。このタスクは、 [プロジェクト履行義務グループ原価コード] フォームからでも実行可能です。この手順は、プロジェクトまたはジョブトランザクションが発生した場合にのみ必要です。このボタンをクリックする前に、すべての変更を完了することを推奨します。
  9. イベントがトリガされた後、[請求] フィールドが選択されている場合、システムはイベントを処理済にする前に請求指標が処理されるのを待ちます。[請求] フィールドが選択されていない場合、イベントは直ちに処理済となります。
  10. システムにより同じ [履行義務]、[履行義務グループ]、[プロジェクト指標]、および[プロジェクトタスク] で次のイベント順序が検索され、[次指標閾値] 金額が計算されます。イベントが定型の場合、システムにより新規順序が作成され、その定型の順序の情報がコピーされます。