バックグラウンドタスクの定義の作成

会社のカスタムフォームおよびレポート専用のバックグラウンドタスクを作成する必要があります。バックグラウンドタスクの定義は、標準 SyteLine フォームに必要な点は既に設定されており、そのバックグラウンドタスクの定義は [バックグラウンドタスクの定義] フォームに一覧表示されています。バックグラウンドタスクを定義する際の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。

[バックグラウンドタスクの定義] フォームを使用して、バックグラウンドタスクを TaskMan に認識させるレコードを作成します。

バックグラウンド処理としての実行が可能な各レポート、およびユーティリティまたはアクティビティは、 [バックグラウンドタスクの定義] フォームの一覧に含まれている必要があります。

バックグラウンドタスクは、以下の要件を満たしている必要があります。

  • タスク名はフォーム名と一致しており、それによってタスクの識別が容易にできること
  • ストアドプロシージャは SQL に書き込まれており、使用する SQL アプリケーションデータベース上にあること。ユーティリティフォームおよびアクティビティフォームでは、通常、実行可能区分 SP (ストアドプロシージャ) が使用されます。

バックグラウンドタスクを作成するには、以下の手順に従います。

  1. [バックグラウンドタスク定義] フォームで新規レコードを作成します。
  2. タスク名 (例: RunCustomerOrderReport) と説明を指定します。
  3. 以下のように実行可能ファイルを指定します。
    • レポートの場合。レポートに関しては、[実行可能名] フィールドでレポートまたはレポート区分名 (非キャプション) (例:CustomerOrder) を指定し、[実行可能区分 フィールドで実行可能区分 (RPT]) を指定します。[レポート区分] フィールドでもレポート区分を指定する必要があります。
    • ストアドプロシージャの場合: ストアドプロシージャに関しては[、実行可能名] フィールドでプロシージャ名を指定し、[実行可能区分] フィールドで [SP] を選択します。
    • IDO の場合: [実行可能名] フィールドで名前を指定し、 [実行可能区分] フィールドで [IDOMTH] を選択します。
  4. [最大同時処理数] フィールドでは、 [2] を指定することをお勧めします。
  5. レポートオプションや除外タスクを指定するには、フォームにあるボタンをクリックします。
  6. レコードを保存します。

    新規に作成したバックグラウンドタスクは、イベントハンドラとしてどのフォームからでも呼び出せるようになりました。