既存のデータベースへのサイトの追加

サイト ID

[サイト名] の短いバージョンであるサイト ID を指定します。サイト ID には最大で 8 文字を使用できます。

この ID は、デフォルトのコンフィグレーション名として使用されます。

サイト名

完全なサイト名を指定します。名前の一部にサイト区分を含めても構いません (例: DALS サイトまたは CORP エンティティ)。

サイト説明

オプションで、サイト環境の簡単な説明を入力します。たとえば、生産またはテスト環境の場合はそのように入力します。

サイト区分

ほとんどの場合、デフォルト値の [サイト] を受け入れます。サイトからのデータを連結するために財務会計グループを設定する場合は、[会計グループ] を選択します。

サイトタイムゾーン

サイトのタイムゾーンを選択します。指定したタイムゾーンは、サーバのタイムゾーンとは無関係です。各サイトには、それぞれ異なるタイムゾーンを指定できます。ほとんどのフォームとレポートにはサイトのタイムゾーンが表示され、CreateDate や RecordDate などのオーディットカラムでもサイトのタイムゾーンが使用されます。

レプリケーション中、サイト間で日付と時刻の値が交換される際、タイムゾーン間の差異を考慮して値が調整されます。たとえば、ロサンゼルスで 8:00 AM に入力されたオーダは、そのデータがニューヨークにコピーされるときには、11:00 AM に入力されたものとして表示されます。この調整は APS 計画中にも発生します。

サイトグループ

作成する環境のグループ名を指定します。このグループ名は、グループ内のサイトを説明するものにしてください。たとえば、グループ内の全てのサイトが北アメリカの場合は、グループ名を [NoAm] などとします。

既存のサイトグループ一覧から選択するか、新たに追加することができます。

通知 E-mail アドレス

連絡先の E-mail を指定します。このデフォルトには、ユーザ フォームの [主要 E-mail アドレス] が使用されます (存在する場合)。ただし、有効な E-mail アドレスを指定できます。

要求が承認された場合、サイトの追加プロセスにより通知 E-mail がこのアドレスに送信されます。サイトの追加要求が承認されなかった場合は、エラーを説明する Email がこのアドレスに送信されます。エラーを修正した後で、再度サイトの追加要求を行ってください。

要求に成功したかどうかを示すメールが、上で定義した [通知 E-mail アドレス] と SyteLine [受信箱] フォームに送信されます。要求に失敗した場合は、そのエラー情報が明記されます。エラーを修正し、情報を [サイト管理] フォームに再度入力できます。

要求に成功すると、以下の領域は自動ステップで、または Infor クラウドチームにより新規サイトに対して構成されます。

• 1 つのコンフィグレーションの設定
• Infor ION 接続ポイントの作成
• CORP イントラネットへのサイトの追加
• サイトのレプリケーションを ION および Infor Ming.le に設定
• すでに存在していない場合は、[通知 E-mail アドレス] に含まれる [主要 E-mail 区分] とともに新規サイトで [ユーザ] レコードを設定します。
• 新規サイトのシステム管理者アカウントを設定します。
• 新規サイトの税インタフェースと APS パラメタを設定します。
• 関連する全ての既存構成についてキャッシュされた情報を破棄し、新しい構成を認識できるようにします。