シリアル番号接頭辞

各シリアル番号の先頭に表示する接頭辞を指定します。この接頭辞には、次のように 3 つのレベルのデフォルトがあります。

• [在庫パラメタ] フォームで、システムレベルのデフォルトとして使用する S/N 接頭辞を指定します。
• [品目] フォームまたは [マルチサイト品目] フォームで特定の品目の接頭辞を上書きします。
• 新しいシリアル番号を割り当てるフォームで、特定のトランザクション用に、デフォルトの接頭辞のいずれかを、別の接頭辞で上書きします。

[在庫パラメタ] フォーム、 [品目] フォーム、または [マルチサイト品目] フォームにある [S/N 定義] ボタンを使用して接頭辞を定義する場合、[S/N 接頭辞] フィールドにプレースホルダを含む結果が表示されます。

[S/N 定義] ボタンをクリックし、「インテリジェント」接頭辞セグメントを定義する場合は、デフォルトのシリアル番号に、ジョブや受入のトランザクション日付またはトランザクション参照などの情報を含めることができます。

これらのプレースホルダは、アンパサンド (&) で始まり、シリアル番号が作成されると、最新データで置換されます。

接頭辞は、数字と数字以外 (文字と記号) の文字で構成することができます。ただし、接頭辞の末尾にはハイフン (-) を付けて、システムがシリアル番号を正しく増分できるようにすることをお勧めします。

接頭辞を追加しても、その品目の既存のロット番号には影響しません。

[在庫パラメタ] フォーム で [拡張シリアル番号] フィールドが選択されている場合、システムでシリアル番号の範囲を自動的に生成できます。接頭辞を指定する場合、シリアル番号の生成は、その接頭辞を含む、次に使用可能な番号から開始されます。接頭辞を使用しない場合は、既存の最大シリアル番号が検索され、その値に 1 加算されます。[拡張シリアル番号] が選択されている場合、シリアル番号の合計長 (接頭辞と番号を足したもの) は 30 文字になります。それ以外の場合の合計長は、1 ～ 30 文字です。

たとえば、[S/N 接頭辞] フィールドに値を入力しない場合、このサイトで使用されるデフォルトのシリアル番号は、1、2、などとなります。[拡張シリアル番号] フィールドが選択され ていない場、000000001、0000000002 などになります。[拡張シリアル番号] フィールドが選択されている場合[S/N 接頭辞] フィールドに [SN-] 0000 を指定すると、このサイトで使用されるデフォルトのシリアル番号は、SN-0000...0001、SN-0000...0002 などになります。[拡張シリアル番号] フィールドを選択し、SN-1、SN-2 などを選択した場合、[拡張シリアル番号] を選択しなかった場合