JSON ビジネスコンテキストメッセージのメタデータを定義する

[フォーム外部メッセージエンティティ] を使用して、特定のフォームがユーザに表示された場合に、ビジネスに関するメッセージを追加または変更できます。これらのメッセージはドリルバックを表示するために Infor Ming.leInfor Document Management ワークフロー、およびその他のコンテキスト依存のアプリにより消費されます。

各フォームは、フォームの画面 ID および論理 ID とともに基本 JSON メッセージを送信します。メッセージが生成された際に、フォーム内の最新のコンテキスト (選択されたオブジェクト) に基づいて、イベントはオプションとして追加の BOD 参照および会計区分のメタデータを追加できます。この新しい特定のフォームに渡すメタデータを定義できます。

注: このフォームを使用する前に、以下の情報を明確にしてください。
  • 選択したフォームに含むメタデータの区分フォームで利用可能な IDO およびプロパティ
  • 各コンテキスト依存アプリが消費するメタデータの区分

詳細については、Infor Ming.le コンテキストエンジン開発ガイド』 を参照してください。

  1. [フォーム外部メッセージエンティティ] フォームを開きます。
  2. JSON コンテキストメタデータを定義する [フォーム名] を選択します。
  3. 渡す情報の会計グループ区分を選択します (例: [InforSalesOrder])。
  4. [エンティティ属性] タブで、次の情報を指定します。
    属性
    属性を指定します (例: [id1])。
    属性の値を指定します。これは実際値の場合もありますが、多くの場合は指定したプロパティの値を、オプションで、指定した行とコレクション結果のセットで返す値または変数に解決する式になります。たとえば、[P(CoNum)] は現在のレコードの顧客番号を示します。
  5. フォームの内容が BOD に関連する場合、[BOD 参照] タブで BOD の情報を渡すことができます。以下の情報を指定します。
    参照
    BOD 要素を指定します (例: [noun] または [documentId])。
    BOD 要素の値を指定します。たとえば、[受注オーダ] フォームにオーダを追加した場合、SalesOrder BOD が生成されます。したがって、[受注オーダ] フォームから送信されるコンテキストメッセージを定義している場合は、SalesOrder BOD の内容をコンテキストメッセージの定義に含めることができます。[参照] を [noun] として、[] を [SalesOrder] として指定することができます。

    コンテキストメッセージに含める BOD から該当の要素を含めます。たとえば、[参照] を [documentId] に設定し、[] を現在選択されている行のオーダ番号を含む変数 [P(CoNum)] に設定できます。

  6. このフォームが表示された際に渡す全てのエンティティ、属性、および値を含めるまでこれを繰り返します。
  7. このメタデータへの変更を保存します。
  8. Infor Ming.le ポータルで、SyteLine のコンテキストビューアアプリが有効であることを確認してください。
  9. メタデータを定義したフォームを閉じて、再度開きます。
    フォームを閉じると、内容が壊されて、新規内容が開始されます。フォームを再度開くと、新しい値とともに新規コンテキストメッセージが作成され、Infor Ming.le に送信されます。