ERP オンプレミスのファイルサーバの設定

EDI、EFT、または給与等の ERP 機能により使用されるファイルをインポートまたはエクスポートするには、ファイルサーバおよびそのファイルサーバの論理フォルダを設定する必要があります。このトピックでは、オンプレミス環境における FTP/SFTP サーバまたは共有音プレミスサーバの設定方法について説明します。

クラウド環境の場合はこのセクションをスキップし、「クラウドでの ERP のファイルサーバの設定」の手順に従ってください。

必須事項:

  • ファイルサーバを配置する場所 (FTP/SFTP サーバまたは共有サーバ) を決め、ファイルパスおよびログイン情報を把握します。
  • 部分信頼環境の共有ファイルサーバに対して読み取りまたは書き込みを行うことはできません。
  1. [ファイルサーバ] フォームで、FTP、SFTP、または共有ファイルサーバを設定します。

    以下の情報を指定します。

    有効
    このフィールドを選択します。
    サーバ名
    サーバを説明する名前を指定します (例: FTP_fileserver または fileserver1)。
    サーバ区分
    FTP サーバの場合は、[FTP] または [SFTP] を選択します。共有サーバの場合は、[共有パス] を選択します。
    注: ここで選択したサーバ区分に関して、コンフィグレーションのコードセキュリティ設定についてコンフィグレーションマネージャを確認してください。コードセキュリティとサーバタイプの一部の組合せではセキュリティエラーが生じ、ファイルのロード/アップロード処理がうまく機能しない場合があります。

    たとえば、共有サーバの場合、コンフィグレーションマネージャのランタイム(クライアント)タブにある以下のチェックボックスをオフにする必要があります。

    • 部分信頼で実行する Web クライアントスクリプト
    • 部分信頼で実行する IDO 拡張クラス
    ドメイン/ホスト名
    FTP または共有サーバの場合は、ユーザのログインに使用するドメインを指定します。

    SFTP の場合は、ホスト名を指定します。

    共有/FTP パス
    共有サーバまたは FTP/SFTP サイトにアクセスするためのパスを指定します (例: //FTP_Server/Infor)。
    ユーザ ID
    共有サーバまたは FTP/SFTP サイトにアクセスするためのユーザ ID を指定します。ここで使用するユーザ ID はプライマリロケーション、およびそれ以下のすべてのファイルサーバ論理フォルダへのアクセス権限を所有している必要があります。
    パスワード
    共有サーバまたは FTP/SFTP サイトにアクセスするためのユーザパスワードを指定します。
    リモートサーバ名
    サーバの DNS 名/IP アドレスを指定します。これは、FTP/SFTP の場合にはオプションですが、共有 UNC サーバの場合には必須です。
  2. [サーバ区分] が [FTP] または [SFTP] の場合には、[追加プロパティ] をクリックして、追加の JSON キー値のペアを設定できる新しいフォームを開くことができます。これらのプロパティはオプションです。

    詳細については、オンラインヘルプの「ファイルサーバの追加プロパティ」を参照してください。

  3. 変更を保存します。
  4. [確認] をクリックして、正常に完了した旨を示すメッセージが表示されることを確認します。
  5. [有効化] をクリックします。
  6. このファイルサーバに対する論理フォルダを設定します。
    論理フォルダの設定」を参照してください。