アップリフト

アップリフトは、バージョン 10 のベースバージョンを同バージョンの最新のビルドに、またはバージョン 10 のお使いのビルドを最新のビルドに更新します。これは、アプリケーションサーバにある単一バージョンインストーラ (SVI) で行われます。アップリフトプロセスの一部として、カスタマイズしたフォーム（購入先レベル以外のフォーム）を含めてパッチが適用された全てのフォームに対して FormSync が自動的に実行されます。これは「FormSync フェーズ 1」とみなされます。この自動フェーズ 1 の間に、FormSync は購入先レベルの変更を Infor からカスタマイズしたフォームに組み込みます。ただし、場合によっては、そのような変更が確定されず、人の手による操作が必要になることがあります。この手動操作は FormSync のフェーズ 2 で発生し、カスタマイズしたフォーム内容を理解しているユーザとのやり取りが必要になります。FormSync がフェーズ 1 で実行する場合、カスタマイズされたフォームと比較した Infor の購入先レベル変更にある未解決のプロンプト/競合がログに記録されます。このようなプロンプトはフェーズ 2 で再実行されます。さらに、カスタマイズしたフォーム内容を理解しているユーザとのやり取りが再度必要になります。フェーズ 2 の場合、アプリケーションにログインして FormSync フォームを開く必要があります。このセクションの手順に従うことでこの操作を実行できます。未解決のプロンプト/競合があった場合、カスタマイズしたフォーム内容に特化した決定を下すよう求められます。実行するアクションがない場合は、「バックアップテーブルがターゲットに存在しません」のようなメッセージが表示されます。