ポータルカタログの設定

ポータルカタログを設定する前に、ポータル品目および品目カテゴリを、ポータル管理ガイドの説明に従って設定する必要があります。ポータルカタログでは、これらと同じカテゴリを使用して、ポータル上で品目を整理します。

マルチサイト実装の場合、ポータルカタログはプライマリサイトで作成する必要があります。

  1. カタログレコードの作成
    1. [ポータル カタログ] フォームを開いて [現在のフィルタ] ボタンをクリックします。
    2. [新規] をクリックします。
    3. 新しいカタログの名前と説明を指定します。
      カタログが処理中で、ポータル Web サイトに表示する準備ができていないため、状況はデフォルトで [計画] に設定されます。
    4. [保存] をクリックします。
  2. カタログコンテンツを設定します。
    1. [ポータルカタログ] フォームで新しいカタログを選択した状態で、[カタログワークベンチ] をクリックし、 [ポータルカタログワークベンチ] フォームを開きます。
    2. [基準で選択] パネルを使用して、カタログの構築基準を選びます。「製品」、「ファミリ」、「商品」、「品目」、または「カテゴリ」基準を選択できます。[追加](矢印)ボタンをクリックして、基準をカタログに移動します。
    3. 基準をグリッドに移動した後、必要に応じて調整できます。既存の行は、ツールバーの [削除] オプションを使用して削除できます。また、新しいカスタム基準の行は、ツールバーの [追加] オプションを使用して追加できます。
      カスタム行が追加されると、[基準] フィールドがデフォルトで [カスタム] に設定されます。[カラム] フィールドのエントリリストからユーザ拡張テーブル(UET)列を選ぶことができます。その後、列に値を指定することができます。[カラム] フィールドおよび [] フィールドだけを変更できます。
      UET の機能についての詳細は、オンラインヘルプの「ユーザ拡張テーブル」のトピックを参照してください。
      注: [追加](矢印)ボタンを使用して追加した行は、[基準で選択] ツリーからデータを取得するため、変更しないでください。
    4. [保存] をクリックします。
    5. [カタログ品目の再構築] をクリックします。または、新しいカタログを複数作成することを計画している場合は、このステップをスキップし、同時に全てのカタログを構築することができます。これは、ステップ 3 で指定されています。
      注: [基準で選択] パネルの [品目] タブでは、 [品目] フォームでポータルに対して有効に設定されたものだけでなく、全ての品目が表示されます。品目基準を選択し、それをカタログに追加し、カタログを構築した後、[カタログ品目] グリッドを見ると、どの品目が [ポータルに有効] に設定されているかがわかります。カタログに品目を含めるには、 [品目] フォームで「有効」に設定しておく必要があります。カタログから有効な品目を除外するには、[カタログ品目] グリッドの [除外] フィールドを選択します。
    6. オプションとして、 [ポータルカタログ構築ユーティリティ] フォームでバックグラウンド処理をスケジュールすることで、ポータルカタログの再構築を自動化し、最新の状態に保つようにできます。
  3. 手順 1 ~ 2 を繰り返して、必要な数だけカテゴリを追加します。 [ポータルカタログユーティリティ] フォームで [全計画の再構築] オプションを使用して、これら全てを同時に構築することができます。
  4. カタログを有効化します。「ポータルカタログの有効化」を参照してください。
  5. カタログをプレビューします。[顧客] フォームで、テストポータルのユーザアカウントのカタログを指定します。テストユーザとしてポータルにサインインしてカタログをプレビューします。
  6. 顧客区分や顧客にカテゴリを割り当てます。
    1. [顧客区分] フォームで、顧客区分ごとにデフォルトポータルカタログを指定します。
    2. 必要に応じて、 [顧客] フォームで、選択した顧客向けにポータルカタログを指定します。これは、顧客区分のデフォルトより優先されます。
  7. ポータルがログイン前の参照を許可している場合は、 [ポータルパラメタ] フォームでログイン前のポータルカタログも指定できます。ログイン前のカタログを指定しない場合は、[カスタマーポータルに有効] に設定されている全ての品目が、ログイン前用のユーザのポータルで表示されます。