作業実績報告

このフォームを使用して、工程管理、労務、機械、在庫移動トランザクションの編集可能な一覧を作成します。この機能を使ってジョブオーダ転記前のトランザクションを確認することができます。

注: 
  • [作業実績報告] フォームでジョブトランザクションを入力するとき、完成数量が作業工程での要求数を上回ると警告メッセージが表示されます。
  • ジョブ資材の出庫が終っていない時点でジョブを完了する作業実績報告の入力を試みると、エラーメッセージが表示されます。エラーを起こした作業工程に 25 を超えるジョブ資材が割り当てられている場合には、エラーメッセージの [OK] ボタンがグレー表示になります。このような場合は [Enter] を押してエラー画面を閉じます。

[工程管理パラメタ] フォームの [追加確認の実行] パラメタの設定内容によっては、このフォームに誤った数量を入力するとエラーメッセージが表示され、トランザクションの転記前にエラーを修正することができます。

ジョブトランザクションの入力後は、 [作業実績転記] フォームを使った転記が可能になります。誤ったトランザクションを転記した場合は、負のトランザクション入力で取り消すことができます。

詳細は「ジョブトランザクションの逆仕訳」を参照してください。

[倉庫]、[場所]、あるいは [ロット] フィールドを変更すると、[個数] タブのグリッドは自動的にリフレッシュされ、対応するレコードを取得します。

以下のタブを使用できます。

  • [副製品]タブを使用し、副製品トランザクションの編集可能な一覧を作成します。この機能を使ってジョブオーダファイル転記前のトランザクションを確認することができます。このタブは、このフォームで稼働、移動、および機械のトランザクション区分を使用する副製品ジョブに対してのみ有効です。
  • [詳細] タブで、完了済数量、不良数量、または移動数量、ならびに開始時間と終了時間を記録します。印刷業および梱包業パックを使用している場合は、シートの完了済数量、不良数量、および移動数量を指定しなくても、[シート数の使用] フィールドを選択すると、ジョブ数量に変換されます。SyteLinePP ライセンスが適用されている時、ならびに [ジョブ作業] フォームの [シート当たりジョブ数量] フィールドに 0 より大きい値が入力されている場合にのみ、このフィールドを使用することができます。
  • [連産ジョブタブ] を使って、品目特定の連産ジョブトランザクションの編集可能な一覧を作成します。成型業パックを使用している場合で、共有されており、さらにトランザクション区分が稼働か移動である連産ジョブトランザクションに対してのみ、このタブを利用できます。
  • [シリアル番号] タブまたはエリアは、シリアル追跡されている品目を出庫するか、受け入れるときに使用します。一部のフォームでは、シリアル追跡されている品目の数量およびその他の必要な情報 (保管場所など) を入力すると、フォームのこのタブまたはエリアが有効になります。その他のフォームでは、[シリアルの事前割当] を選択すると、このタブ上のフィールドが有効になります。
  • [自動更新ロット] タブを使用すると、自動更新作業に含めるロット追跡品目を選択できます。可能なロット追跡品目の一覧を生成するには、[ロット生成] をクリックします。次に、返された一覧から、自動更新の対象にする品目を選択します。このタブが有効になるのは、[自動更新ロット番号] オプションが [在庫パラメタ] フォームで選択されている場合のみです。
  • [自動更新シリアル] タブを使用して、自動更新作業に含めるシリアル追跡品目を選択できます。可能なシリアル追跡品目の一覧を生成するには、[シリアル生成] をクリックします。次に、返された一覧から、自動更新の対象にする品目を選択します。このタブが有効になるのは、[自動更新シリアル番号] オプションが [在庫パラメタ] フォームで選択される場合のみです。ただし、品目がロット追跡とシリアル追跡の両方であり、[自動更新ロット] タブのグリッドにデータが挿入されている場合、[自動更新ロット] タブで [対象数] が [選択数] と等しくなるまで、このタブは無効になります。