計画ファントム使用

このフォームは、 [基準生産計画 (MPS) ] フォーム、 [資材プランナワークベンチ] フォーム、および [計画詳細] フォームからのみ開くことができます。部品表のコピー処理でファントムサブ組立品がジョブまたは生産計画部品表にコピーされなかった場合、上記のフォームのうちいずれかで品目の計画オーダを確定すると、ファントム使用計画フォームが開きます。品目に部品表のファントムサブ組立品が含まれ、APS がそのファントムの利用可能な在庫を適用した場合にメッセージが表示されます。

このフォームは APS 計画モードでのみ使用されます。

メッセージは以下の形式で表示されます。「プランナは、[数量] のファントム品目 [品目番号] を、[ジョブ番号]、[接尾辞]、[作業番号] のジョブに追加するよう提案しています。」

各メッセージに対して必要な作業は以下のとおりです。

  • ファントムを手動で追加する際、ジョブ資材または生産計画のいずれとして処理するかを決定します。 [ジョブ資材] [生産計画品目資材] [生産計画資材明細] 、または [設計ワークベンチ] フォームを使用して、ファントムを部品表に追加します。
  • ファントムをジョブまたは生産計画部品表に追加する場合は、部品表にあるファントムのコンポーネントの需要数量を減らす必要があります。それには、システムが使用したファントム在庫の数量と需要数量との差異に従って、部品表の [数量/率] フィールドを調整します。たとえば、ファントムのコンポーネントに渡された需要数量が 20、システムが手持在庫から使用したファントムが 12 の場合、コンポーネントの [数量/率] の値を 0.4 に変更する必要があります(これにより、部品表の数量は 8 に減少します)。

システムがファントム品目の手持在庫をどのように使用するのかについては、「MRP と APS のファントム品目について」を参照してください。