在庫調整

このフォームを使用し、特定の保管場所に保存する品目の数量を調整するトランザクションを入力します。

ロット追跡またはシリアル番号追跡品目の数量を調整することはできません。

この品目に対する保管場所が存在していなければなりません。在庫原価調整トランザクションも転記されます。[在庫パラメタ] で [「マイナス手持在庫区分」] が選択されていない場合は、[手持在庫] を負に設定することはできません。フラグが選択されている場合は、[手持在庫] が負数になることを示す警告が表示されます。

[倉庫]、[場所]、あるいは [ロット] フィールドを変更すると、[個数] タブのグリッドは自動的にリフレッシュされ、対応するレコードを取得します。

システムでは、手持在庫残高が調整されます。この調整処理によって、トランザクション区分が「調整」の資材トランザクションが作成されます。

注:  品目の保管場所で受注オーダ用に予約されている数量よりも在庫が少なくなるように数量を調整することはできません。

調整トランザクションでは、総勘定元帳の IC 配賦仕訳帳にレコードが作成されます。在庫調整数(新旧の数量の差異)に単価が乗算されます。[システムパラメタ] で実際原価法が指定されている場合は、以下の原価が各種の原価フロー法に適用されます。

  • 平均原価 - [品目] フォームの [単価] フィールドが使用されます。
  • 個別原価 - 調整する保管場所での原価
  • LIFO/FIFO 原価 - スタックの最新レコードの原価

[システムパラメタ] フォームで標準原価法が指定されている場合は、標準原価の単価が使用されます。

このフォームで別の倉庫を選択するには、[アクション] メニューから [倉庫の変更] を選択します。